2018-01-01から1年間の記事一覧

ガッコ ノ センセ ノ オトモダチ vol.69

食事(ご飯) その壱 「カリニ ショウスウハ ガ タダシカッタトキ コノヨノナカ ハ ドウスレバ イイノダロウ」 民主主義も万能ではない。「民」も、見誤ることもあれば、勘違いすることも、魔が差すことも。 仮に、万が一、圧倒的に少数派の意見が、実は正しかった…

ガッコ ノ センセ ノ オトモダチ vol.68

箸休め 「タイミングコング ノ ギャクシュウ」 「タイミング」は極めて重要。 全く同じアクションを起こしたとしても、そのタイミング次第では、180°、意図も結果も信頼度も違ってくる、ということも充分にありうる。まさに、「タイミング」あっての「アクション」。…

ガッコ ノ センセ ノ オトモダチ vol.67

止め肴 その十二 「センリャクテキギライ」 「戦略的でない」とか「戦略がなさすぎる」とか、そういう言い方を、軽々しくする人がいるけれど、私はあまり好まない。 戦国時代ならまだしも、この現代社会において、なぜ、「戦略的」とか「戦略」とか、そういったものを…

ガッコ ノ センセ ノ オトモダチ vol.66

箸休め 「レッカーマン ニハ エヌピーオールラウンドプレイヤー」② 「レッカーマン」の尻拭い(?)をメインテーマとして、日夜、世界の愛と平和のために、多方面にわたって地道に活動を続ける人たちのことを、「エヌピーオールラウンドプレイヤー」、と、Aくんは呼…

ガッコ ノ センセ ノ オトモダチ vol.65

箸休め 「レッカーマン ニハ エヌピーオールラウンドプレイヤー」① あのアホアホワールドの、少々困りものな新参者に、「レッカーマン」、が、いる。 そこかしこの「劣化」が囁かれ始めて久しいこの時代の寵児として、注目度も高い。たしかに、頻繁に起こるガッカ…

ガッコ ノ センセ ノ オトモダチ vol.64

止め肴 その十一 「アヤシクナルト イメージセンリャク」 人も組織も、相手に対して、懇切丁寧で具体的な説明が絶対にいいわけで、そうあるべきなのだけれど、テレビCMなどを見ていると、どうも現実はそうでもないのかな、と、どうしても思ってしまう今日こ…

ガッコ ノ センセ ノ オトモダチ vol.63

箸休め 「イイナマコ イイマナコ イキテルアカシ」② しばらくして目の前に置かれた小皿には、キュートなナマコが合わせ酢に気持ち良さそうに浸かって、コチラ側の私たちを覗き込んでいた。「ワタシタチ、イイナマコヨ~」とでも言いたげな、そんなナマコの表情で…

ガッコ ノ センセ ノ オトモダチ vol.62

箸休め 「イイナマコ イイマナコ イキテルアカシ」① 「いいナマコが入ってるけど、食べる?」、と、居酒屋の親父さん。 「ナマコには目がないんだよね~」、と、嬉しそうに即注文するAくん。「ナマコには目がないのか?」、と、呟く私に、「あるだろう、だからマナコ…

ガッコ ノ センセ ノ オトモダチ vol.61

止め肴 その十 「マップタツ ハ マップタタナイ?」 じっくりと時間をかけて、話し合う、理解し合う。 そうした、その、最も重要な努力を怠り、賛否が拮抗しているデリケートな問題を、強引にチカラづくで推し進めると、世論は必ず真っ二つに割れる。世論を二…

ガッコ ノ センセ ノ オトモダチ vol.60

箸休め 「エイキョーリョク ハ キョーリョク!」 寂しいことなのだけれど、Aくんと私が居酒屋で、アレやコレやとウダバナシをしたところで、世の中に対して、なんの影響力もありはしない。ココでの熱き議論が、明日の通常国会やら株式市場やらに影響を与える…

ガッコ ノ センセ ノ オトモダチ vol.59

止め肴 その九 「ケンリョク ハ ケンキョリョク」 このところ、そこかしこで、あまりにもイロイロなコトが起こったりするものだから、心を痛めることにも、悩ますことにも、コト欠かない。自然災害も含めて、あの「想定外」のオンパレードである。 そんな中、や…

ガッコ ノ センセ ノ オトモダチ vol.58

止め肴 その八 「ソウゾウリョク ガ ナイヒト ハ ソウゾウシイ」 想像力は大事(ダイジ)、想像力がないと大事(オオゴト)。ダイジとオオゴト、読み方違いで大違いなのである。 そんな想像力であるが、Aくんは、ことのほかその重要性を訴え続けている。そして、…

ガッコ ノ センセ ノ オトモダチ vol.57

止め肴 その七 「アンシン アンゼン フシゼン」 「アンシン」と「アンゼン」、ワンセットにしてしまうと、ちょっと不自然、違和感がある、とAくん。いつものコトながら、唐突なAくんの問題提起に困惑しながらも、丁重にその真意を尋ねてみると・・・。 「主語が違…

ガッコ ノ センセ ノ オトモダチ vol.56

箸休め 「アホミタイニ シャシンバカリトッテ」② 中学3年生の夏、私は、兄とともに信州の、とある農家に泊まり込み、受験勉強に邁進していた。と言いたいところだけれど、あまりにも魅力的な山間部の農村であったので、勉強の合間を無理やりつくりまくっては…

ガッコ ノ センセ ノ オトモダチ vol.55

箸休め 「アホミタイニ シャシンバカリトッテ」① おっ、ミミイカの酢味噌和え! ミミイカ、そう、ミッキーマウスなミミイカ、そうだ、そうだった。 滅多にソンなことはしないのだけれど、その時は、ナゼか、無性に、その写真を撮りたくなって、カシャッと。 そ…

ガッコ ノ センセ ノ オトモダチ vol.54

止め肴 その六 「ハイケイ ハイケイサマ」 拝啓、背景様。お元気ですか。 どうせ私は背景だから、などと、イジケたりはしていませんか? 信じられないコトが起こってしまった。トンでもないコトを起こしてしまった。悪夢のようなコトになってしまった。 ナゼ、…

ガッコ ノ センセ ノ オトモダチ vol.53

箸休め 「サヨナラ ドッキンチャン モンダイ」 小学生の頃、とくに低学年のAくんは、とにかく、日々、好奇心と驚きとでグチャグチャのお祭り騒ぎの連続で、尽きることのない好奇心と枯れることのない驚きとの二重らせん構造パラダイスであった、という。私も…

ガッコ ノ センセ ノ オトモダチ vol.52

止め肴 その五 「オトナシイ モンダイ」 小学生の頃、私は、基本、授業中、自分の世界に没入してしまっていた。そのため、すでに習っていたはずの様々な事柄に、テスト時に初めてご対面、などということは、当然のごとく日常茶飯事。 「え~、こんなの、習った…

ガッコ ノ センセ ノ オトモダチ vol.51

止め肴 その四 「クンサ~ン モンダイ」 午前中の授業だけで帰宅することができた土曜日、小学生の私には密かな楽しみがあった。ソレが、『お笑い花月劇場』(朝日放送)。中でも岡八郎と船場太郎の人気は、頭一つ、二つ、抜けていたような気がする。 その岡八郎…

ガッコ ノ センセ ノ オトモダチ vol.50

箸休め 「セイギ ハ カツカツ」 「正義」というコトバが、青二才扱いされつつあるような気がしている。 「平和」もまた同様で、「平和、平和」と言ったりしていると、「青いな~君(キミ)は」などと言われてしまったりする。 「正義」も「平和」も、耳にタコができるほど、…

ガッコ ノ センセ ノ オトモダチ vol.49

止め肴 その三 「チョー チョーキ!」 Aくんは、難しいコトかもしれないが、常に百年先を見据えていないとダメだ、と宣う。(原子力発電を含む「核」なんて、百年先どころか一万年先を見据えるぐらいでもいいぐらいだ、と、私は思っているけれど) たとえば、農業…

ガッコ ノ センセ ノ オトモダチ vol.48

止め肴 その弐 「オウカガイ ヲ タテルール」 どの組織にも、コトを円滑に進めるためのナニかしらの「ルール」があったりする。 ソレはソレでソレなりに、存在価値も理由もあると、私は思っている。が、しかし、Aくんは、どうしても納得できない点があると言う…

ガッコ ノ センセ ノ オトモダチ vol.47

箸休め 「インドア ボウケンオー!」② Aくんと私の(微妙な好みの違いはあるものの)共通のお気に入りの中に、「映画」がある。 そう、映画。 一本の映画を、監督が描いた絵画を見るかのように、アートを見るかのように、楽しむ。その楽しみ方もまた、二人の共通…

ガッコ ノ センセ ノ オトモダチ vol.46

箸休め 「インドア ボウケンオー!」① 少年漫画雑誌が最高に熱く、そして、輝いていた時代が、あったような気がする。 「週刊少年マガジン」(講談社)、「週刊少年サンデー」(小学館)など、巷ではアレやコレやの少年漫画雑誌が誕生し、パワフルに闊歩していた。個人…

ガッコ ノ センセ ノ オトモダチ vol.45

止め肴 その壱 「ヒトリデ ナヤマズニ」 「一人で悩まずに相談してね」。 先輩や上司にそんなことを言われたら、普通、「いい先輩だな~」 、「いい上司だな~」と思うところだが、常に懐疑的なAくんは、そんな簡単に人に相談できるようなモノならば、そんなモノは「…

ガッコ ノ センセ ノ オトモダチ vol.44

強肴 その十一 「ニガシウマシ クルシタノシ」 (Aくん) にがしうまし、くるしたのし。 期待の新人漫才コンビ、誕生か!? そういえば、「夢路いとし・喜味こいし」という滅法上手な正統派漫才コンビがいた。その二人が司会を務める視聴者参加型お買い物ゲーム番…

ガッコ ノ センセ ノ オトモダチ vol.43

強肴 その十 「バカダネ~マッタク」 (初代おいちゃん『男はつらいよ』) 主演の渥美清が、渥美清なのか寅さんなのか、が、全くわからなくなってしまうぐらいの国民的映画、『男はつらいよ』シリーズ。風前の灯火となりつつある「昭和」をこよなく愛すAくんは、…

ガッコ ノ センセ ノ オトモダチ vol.42

箸休め 「バッシング バッシング バッシング」 批判的精神。 批判的精神は、大切。 ちょっとでも「怪しいな」と思ったら、まず、疑ってみる。自分の考えと異なるピーポーたちの意見にも耳を傾けて、ジックリと考える。トコトン考えてみる。それでも納得がいかな…

ガッコ ノ センセ ノ オトモダチ vol.41

強肴 その九 「イチゴイチエ ハ パラダイス!」 (Aくんのラテンな友だち) オ~トケルトキニ~オ~トカント~アカンッチュ~コトヤガナ~ (会えるときに会っておかないといけないということです)。 イマタベトカナ~イツタベルッチュ~ネンナ~ (今、食べるこ…

ガッコ ノ センセ ノ オトモダチ vol.40

箸休め 「タテマエ ト ホンシン」 この社会の、そこかしこの組織内の人間関係における様々なトラブルたち。そのトラブルたちの要因の一つとして、このところ、とくに取り沙汰されているのが「コミュニケーション能力(コミュ力)の低下、欠如」である、という。 そ…