2024-09-01から1ヶ月間の記事一覧

ガッコ ノ センセ ノ オトモダチ vol.1284

はしご酒(Aくんのアトリエ) その七百と十五 「ウルカ デジタルデ ミラレルヨウニシテ ステヨウ」 「随分と昔のコトなんだけれど」 ん? 「新しい美術館の設立に向けた作品の公募みたいなのがあって」 「応募されたのですか」 「滅多にそんなコトはしないんだけど、ナ…

ガッコ ノ センセ ノ オトモダチ vol.1283

はしご酒(Aくんのアトリエ) その七百と十四 「ヨワイヒトヲ タスケル セイジ ノ クニハ オワリ?」 「弱い人を助ける政治の国は、終わり」 えっ!? 「弱い人が生まれない社会をつくる」 ん、ん~。 「前文と、後文。なんか可笑しくないかい」 可笑しい。 と、いう…

ガッコ ノ センセ ノ オトモダチ vol.1282

はしご酒(Aくんのアトリエ) その七百と十三 「ドジョウ ノ ジダンダ?」 「無謀で、身の程知らず」 ん? 「弱者が、己の力を弁(ワキマ)えず強者に挑む、その愚かさ」 んん? 「その儚(ハカナ)さ」 んん、ん~。 ど、どうした、Aくん。 その唐突さが、いつになく弱…

ガッコ ノ センセ ノ オトモダチ vol.1281

はしご酒(Aくんのアトリエ) その七百と十二 「マダ ソンナコト イッテイルノカヨ」② 「法に背き、不正に手を染めたとしても」 えっ。 で、出たな、Mr.唐突。 「大抵は大目に見てもらえる。役職を外されたり離党を強いられたり、みたいなコトはあっても、ソレって…

ガッコ ノ センセ ノ オトモダチ vol.1280

はしご酒(Aくんのアトリエ) その七百と十一 「マダ ソンナコト イッテイルノカヨ」① 大慌てで駆け込んだトイレは、新しくはないが掃除が行き届いており、不潔な印象は微塵もない。そんな便器のその蓋を開けてチャチャッと用を足そうとすると、その蓋の裏に、…

ガッコ ノ センセ ノ オトモダチ vol.1279

はしご酒(Aくんのアトリエ) その七百と十 「タチバシュギ!」 「結局のところ、人は、それぞれの立場で、ヒトを、モノを、褒めたり、貶(ケナ)したり、しているだけなのかもしれないな」、とAくん。 あ~、立場、立場主義。 私イチオシの元某大学の先生も、大抵…

ガッコ ノ センセ ノ オトモダチ vol.1278

はしご酒(Aくんのアトリエ) その七百と九 「センキュウヒャクハチジュウゴネン マデハ センゼン?」 「寿(コトブキ)退社!」 ん? 「寿退社って、体(テイ)のいい解雇通告だよな」 んん? 「こんな、雇う側にとって好都合な言葉があったりするものだから、『そうか…

ガッコ ノ センセ ノ オトモダチ vol.1277

はしご酒(Aくんのアトリエ) その七百と八 「ニンポウ アヤシサヲ サワヤカサデ ガクレ!」 ♪みじ~んがっくれっだ か~えんのじゅつだ わる~いや~つらを や~っつ~けろっ ふじまる~ ふじまる~ しょ~ねん に、ん、じゃ~ な、な、な、なに!? 唐突に、…

ガッコ ノ センセ ノ オトモダチ vol.1276

はしご酒(Aくんのアトリエ) その七百と七 「ナナジュウイ ノ ホウドウ?」 「国境なき記者団による報道の自由度ランキング」 あっ、ソレなら私も存じ上げている。 「やったね~」 ん?、や、やったね~? 「さらにランキングを落として、なんと、180ヶ国中、70位」 …

ガッコ ノ センセ ノ オトモダチ vol.1275

はしご酒(Aくんのアトリエ) その七百と六 「イカリ!」 こうなると、貪瞋痴(トンジンチ)のセンターを務める「瞋(ジン)」も、この際、とことんハッキリさせたくなってくる。 「瞋、怒り。お釈迦さんに喧嘩を売るつもりなど毛頭ありませんが、『怒り』を、諸手を挙…

ガッコ ノ センセ ノ オトモダチ vol.1274

はしご酒(Aくんのアトリエ) その七百と五 「ムチノチ!」 お釈迦さんによる時間も次元も超えた警鐘とも言える貪瞋痴(トンジンチ)なのだけれど、その〆(シメ)の「痴」が、ナゼか妙に引っ掛かる。 痴とは、無知とは、いったい。 「そもそも、無知って、ナンなので…

ガッコ ノ センセ ノ オトモダチ vol.1273

はしご酒(Aくんのアトリエ) その七百と四 「トンジンチ!」 「トンジンチ!」 えっ? 「トン、ジン、チ」 トンと、ジンと、チ? 初めて耳にする。 先ほどの、マイナンバーカードと緊急事態条項と愛国心の、不気味極まりないトリオ。に、続く、不運極まりない納涼…