箸休め
「タイミングコング ノ ギャクシュウ」
「タイミング」は極めて重要。
全く同じアクションを起こしたとしても、そのタイミング次第では、180°、意図も結果も信頼度も違ってくる、ということも充分にありうる。まさに、「タイミング」あっての「アクション」。それゆえに「タイミング」は、「アクション界の影の王者」と言えなくもない。
そして、さらに、角度を変えて考えてみると、どのタイミングでアクションを起こすか、ということで、その人の(その組織の)中身(本性)までもが透けて見えてくる、とも言えるから、恐ろしい。
この、「どのタイミングで」であるが、例えば、「ドサクサに紛れて」、「ツイデに」、「あえてコッチに注目を集めておいて」、「ケッテンが一般ピーポーに見えないうちに」、「あの人に頼まれてシカタなく」、「単なるイジで」などなどの、あまり好ましいとは思えないような「どのタイミングで」が、そこかしこで垣間見られたりするものだから、おぞましい。
権力をカサに着て、そのような、恐ろしくておぞましいタイミングでのアクションを、「ちょっと待てよ」と思うこともなく、ズルズルと起こし続けるとするならば、いつの日にか必ずや、「アクション界の影の王者」の怒りに触れるに違いない!、という、そんな感じの確信と不安と怒りのゴッタ煮のような感情を、私は抱いている。
怒れる「タイミングコングの逆襲」、ナメてはいけないのである。(つづく)