2021-12-01から1ヶ月間の記事一覧

ガッコ ノ センセ ノ オトモダチ vol.799

はしご酒(Aくんのアトリエ) その百と百と三十 「ムラガル ムラガリアン ト ハビコル ハビコリアン」 「損得」だけでモノゴトを見過ぎると、なぜ、自分だけが「損」をしなければいけないのか、と、どうしても、目の前の「得」に群がってしまいがちだ、とAくん。しか…

ガッコ ノ センセ ノ オトモダチ vol.798

はしご酒(Aくんのアトリエ) その百と百と二十九 「スコブルワルイイミデ トモダチヲタイセツニスル」 そんなAくんの熱き「会議」論に耳を傾けているうちに、なんとなくながらわかったことは、その構成メンバーが、ベチャベチャッとした関係性の中で気持ち悪く…

ガッコ ノ センセ ノ オトモダチ vol.797

はしご酒(Aくんのアトリエ) その百と百と二十八 「カイキ ナ カイギ ニ ミライハナイ」 そこかしこに数多ある「会議」なるもののその構成メンバーを見るだけで、その会議の知性とか品性とか先進性とか、が、ほぼ、わかる。言い換えるならば、たとえば、申し訳な…

ガッコ ノ センセ ノ オトモダチ vol.796

はしご酒(Aくんのアトリエ) その百と百と二十七 「グルグルパ~!」 「みんな、グルなんじゃないのか、って思うこと、ないかい」 グ、グル? 毎度のことながら、唐突感丸出しに切られたAくんの口火に、なかなか慣れることができないまま、またまたドップリと戸…

ガッコ ノ センセ ノ オトモダチ vol.795

はしご酒(Aくんのアトリエ) その百と百と二十六 「カッテニソンタクサセチャウマン ウゴメク」 巷を賑わすパワハラ(power harassment)には、わかりやすい武闘派と、わかり辛い技巧派とがある、とAくん。 わかりやすい武闘派と、わかり辛い技巧派? 先ほど登…

ガッコ ノ センセ ノ オトモダチ vol.794

はしご酒(Aくんのアトリエ) その百と百と二十五 「エイチ ト キガイ ト カクゴ ト マギャクノ マツリゴト」 英知と悪知恵とは違う。 気概と傲慢(ゴウマン)とは違う。 覚悟と往生際が悪いとは、ナニからナニまで全くもって違う。 英知と気概と覚悟との渾然一体…

ガッコ ノ センセ ノ オトモダチ vol.793

はしご酒(Aくんのアトリエ) その百と百と二十四 「ツゴウガイイ トカ ツゴウガワルイ トカ」 およそ、この国の大手マスメディアなんてものは、出世など全く考えず、真実を伝えようと息巻く熱き部下たちを、あの手この手でどうにか出世を遂げた冷めた上司が潰…

ガッコ ノ センセ ノ オトモダチ vol.792

はしご酒(Aくんのアトリエ) その百と百と二十三 「ミノガサナイ!」② 「この感覚、もちろん我々も含めて、忘れちゃダメだよな」 現場魂、職人魂。 忘れてはいけないと思う。仮に、もし、この感覚を忘れてしまったとしたら、もう、この国の、この星の、肝心要の…

ガッコ ノ センセ ノ オトモダチ vol.791

はしご酒(Aくんのアトリエ) その百と百と二十二 「ミノガサナイ!」① 短編のドキュメンタリー番組を、なんとなく見ていた時のこと。インフラ整備の現場で、ある一人のベテラン作業員がもらしたその呟きが、一つの教訓として、戒めとして、僕のこのあたりにへ…

ガッコ ノ センセ ノ オトモダチ vol.790

はしご酒(Aくんのアトリエ) その百と百と二十一 「オロカニモ オロカナル ビカ」 過去において、やってしまった愚行を、愚行のまま愚行として歴史に刻むことに、大いなる抵抗がある人たちがいる、とAくん。 愚かなる行いを愚かだと認められない愚かさほど厄…

ガッコ ノ センセ ノ オトモダチ vol.789

はしご酒(Aくんのアトリエ) その百と百と二十 「ヤッパリ イイワケ イイワケガナイ」② 「しかし、しかしだ。僕とか、失礼ながら君とか、といったシモジモである一般ピーポーなら、それほどの影響力もないだろうから、ま、いいか~、などと思えなくもないけれど…

ガッコ ノ センセ ノ オトモダチ vol.788

はしご酒(Aくんのアトリエ) その百と百と十九 「ヤッパリ イイワケ イイワケガナイ」① 「黙って母さんの言うことを聞きなさい」、と、よく言われたもんだ。おそらく、おふくろさんの叱責なんぞに、ろくすっぽ耳を傾けようとせず、ひたすら稚拙な言い訳に邁進し…

ガッコ ノ センセ ノ オトモダチ vol.787

はしご酒(Aくんのアトリエ) その百と百と十八 「サイゴノ イブリガッコ」 皿の上に、寂しそうにポツンと残っていた最後の「いぶりがっこ」と、たまたま目が合ってしまった私は、「わかった、わかった」と(心の中でではあるけれど)呟きながら、ソレを箸で摘(ツ)ま…

ガッコ ノ センセ ノ オトモダチ vol.786

はしご酒(Aくんのアトリエ) その百と百と十七 「ツカレハテマシタ」 嘘偽りなく、心の底から「疲れ果てました」、と、言わざるを得なくなってしまったその人に対して、誰が、「もう少し頑張りなさいよ」、などと、言えるだろうか。今ひとたび、その人の口から零れ…

ガッコ ノ センセ ノ オトモダチ vol.785

はしご酒(Aくんのアトリエ) その百と百と十六 「キカイダー!」 残念ながら、『佐武と市捕物控』のことはサッパリだが、その作者である石森(石ノ森)章太郎のことは、あの仮面ライダーなどの人造人間系ヒーロー絡みで、よく存じ上げている。 そんな、彼が繰り…

ガッコ ノ センセ ノ オトモダチ vol.784

はしご酒(Aくんのアトリエ) その百と百と十五 「ムヨウノスケ?」② 点火と同時に、フワッっと目の前が温かくなる。 だから、というわけではないけれど、その温かさで氷が溶けるがごとく喋り出している、私。 「無意味だと侮(アナド)ることなかれ、無意味もまた…

ガッコ ノ センセ ノ オトモダチ vol.783

はしご酒(Aくんのアトリエ) その百と百と十四 「ムヨウノスケ?」① 悲しいかな、あの『ゴルゴ13』の影に完全に隠れてしまっている『無用ノ介』ではあるけれど、僕の中では、さいとう・たかお史上No.1、なんだよね、と、ようやく一休みを終えたAくんが、口…

ガッコ ノ センセ ノ オトモダチ vol.782

はしご酒(Aくんのアトリエ) その百と百と十三 「ヤヤコシクナヤマシイ? セイジ ト セイジカ ト」 エラそうに、芸術とスポーツの自主自立について思いを巡らしてきたわけだけれど、よくよく考えてみると、自主自立から掛け離れたところにあるモノは、芸術やス…