はしご酒(Aくんのアトリエ) その七百と十八 「ヒエヒエノ ヒヤシアメ ト ホコリ ト ヤリタイ シゴト ト」 「僕が、まだ、漫画家になれる!、と、信じて疑わなかった幼少期。よく、一緒に遊んでいた友だちが、ナゼか、絶対に冷やし飴屋さんになりたい、と、僕に…
はしご酒(Aくんのアトリエ) その七百と十七 「ビンジョウショウホウ ミタイナ」 「コバンザメ商法!」 えっ? 「ブラサガリ商法!」 んっ? 「アヤカリ商法!」 んんっ? 「便乗商法!」 あっ、あ~。 「みたいな、そんな姑息な政治手法を取るなよな、って、話」 便乗商…
はしご酒(Aくんのアトリエ) その七百と十六 「ヒガイシャ ガ ジャクシャ トハ カギラナイ?」 「なんで被害者が偉そうにするかな」 ん? 「被害を受けたことを恥じるべきではないのかな。本当は」 んん? 「強くなろう、もっと。被害者と加害者の二項対立を乗り越…
はしご酒(Aくんのアトリエ) その七百と十五 「ウルカ デジタルデ ミラレルヨウニシテ ステヨウ」 「随分と昔のコトなんだけれど」 ん? 「新しい美術館の設立に向けた作品の公募みたいなのがあって」 「応募されたのですか」 「滅多にそんなコトはしないんだけど、ナ…
はしご酒(Aくんのアトリエ) その七百と十四 「ヨワイヒトヲ タスケル セイジ ノ クニハ オワリ?」 「弱い人を助ける政治の国は、終わり」 えっ!? 「弱い人が生まれない社会をつくる」 ん、ん~。 「前文と、後文。なんか可笑しくないかい」 可笑しい。 と、いう…
はしご酒(Aくんのアトリエ) その七百と十三 「ドジョウ ノ ジダンダ?」 「無謀で、身の程知らず」 ん? 「弱者が、己の力を弁(ワキマ)えず強者に挑む、その愚かさ」 んん? 「その儚(ハカナ)さ」 んん、ん~。 ど、どうした、Aくん。 その唐突さが、いつになく弱…
はしご酒(Aくんのアトリエ) その七百と十二 「マダ ソンナコト イッテイルノカヨ」② 「法に背き、不正に手を染めたとしても」 えっ。 で、出たな、Mr.唐突。 「大抵は大目に見てもらえる。役職を外されたり離党を強いられたり、みたいなコトはあっても、ソレって…
はしご酒(Aくんのアトリエ) その七百と十一 「マダ ソンナコト イッテイルノカヨ」① 大慌てで駆け込んだトイレは、新しくはないが掃除が行き届いており、不潔な印象は微塵もない。そんな便器のその蓋を開けてチャチャッと用を足そうとすると、その蓋の裏に、…
はしご酒(Aくんのアトリエ) その七百と十 「タチバシュギ!」 「結局のところ、人は、それぞれの立場で、ヒトを、モノを、褒めたり、貶(ケナ)したり、しているだけなのかもしれないな」、とAくん。 あ~、立場、立場主義。 私イチオシの元某大学の先生も、大抵…
はしご酒(Aくんのアトリエ) その七百と九 「センキュウヒャクハチジュウゴネン マデハ センゼン?」 「寿(コトブキ)退社!」 ん? 「寿退社って、体(テイ)のいい解雇通告だよな」 んん? 「こんな、雇う側にとって好都合な言葉があったりするものだから、『そうか…
はしご酒(Aくんのアトリエ) その七百と八 「ニンポウ アヤシサヲ サワヤカサデ ガクレ!」 ♪みじ~んがっくれっだ か~えんのじゅつだ わる~いや~つらを や~っつ~けろっ ふじまる~ ふじまる~ しょ~ねん に、ん、じゃ~ な、な、な、なに!? 唐突に、…
はしご酒(Aくんのアトリエ) その七百と七 「ナナジュウイ ノ ホウドウ?」 「国境なき記者団による報道の自由度ランキング」 あっ、ソレなら私も存じ上げている。 「やったね~」 ん?、や、やったね~? 「さらにランキングを落として、なんと、180ヶ国中、70位」 …
はしご酒(Aくんのアトリエ) その七百と六 「イカリ!」 こうなると、貪瞋痴(トンジンチ)のセンターを務める「瞋(ジン)」も、この際、とことんハッキリさせたくなってくる。 「瞋、怒り。お釈迦さんに喧嘩を売るつもりなど毛頭ありませんが、『怒り』を、諸手を挙…
はしご酒(Aくんのアトリエ) その七百と五 「ムチノチ!」 お釈迦さんによる時間も次元も超えた警鐘とも言える貪瞋痴(トンジンチ)なのだけれど、その〆(シメ)の「痴」が、ナゼか妙に引っ掛かる。 痴とは、無知とは、いったい。 「そもそも、無知って、ナンなので…
はしご酒(Aくんのアトリエ) その七百と四 「トンジンチ!」 「トンジンチ!」 えっ? 「トン、ジン、チ」 トンと、ジンと、チ? 初めて耳にする。 先ほどの、マイナンバーカードと緊急事態条項と愛国心の、不気味極まりないトリオ。に、続く、不運極まりない納涼…
はしご酒(Aくんのアトリエ) その七百と三 「ニュー カイダンバナシ パラダイス」 「僕たちの一人ひとりの生活に、人生に、リアルにズシンと関わってくる、で、あろう、そんな政治絡みの話題が、灼熱過ぎるシーズンの一服の清涼剤にもなり得る、という、なんと…
はしご酒(Aくんのアトリエ) その七百と弐 「マイナンバーカード ト キンキュウジタイジョウコウ ト アイコクシン ト」 「信頼感の失墜、消失。コレほどの悲劇はないかもな」、とAくん。 信頼感の、失墜?、消失? 「先ほども話題に上っていましたが、つまり、よ…
はしご酒(Aくんのアトリエ) その七百と壱 「ナンデモ ハンタイ バカリシテ」 「トンでもなく超圧倒的な権力者であるなら、権力に刃向かうそんなヤツらは皆、しょっ引いてしまえばいいんだろうけれど」 ん? 単なる唐突感だけではない、なんだか物騒なプロローグ…
はしご酒(Aくんのアトリエ) その七百 「スクワレテイル ヒト モ イル」 「信じなさい。信じる者こそ救われる」 ん? 「裏切られ、絶望し、ナニもカも信じられなくなってしまったとしたら、ソレは、やっぱり、悲劇以外のナニモノでもないだろ」 信じられなくなる、…
はしご酒(Aくんのアトリエ) その六百と九十九 「イタシカタナシ システム ノ テグチ」 「アレだけ血税を注ぎ込んだ自慢のスーパーコンピューターがあるんだから、容易に未来は予想でき、前もって手も打てたろうに、あの人たちは、その手のコトには一切興味を示…
はしご酒(Aくんのアトリエ) その六百と九十八 「キャリートレード?」 「ソレなりに安定感はあるが、突き抜けた商才めいたモノがないために全くもって生活が楽にならない、どころか、ジリジリと悪化の一途をもたらす、ウチの旦那、を、この際、とりあえず、信…
はしご酒(Aくんのアトリエ) その六百と九十七 「マネーゲーム ノ ツール?」 「そんなオリンピックも含めたこの星のアレやコレやのシステムたち」 ん?、システムたち? 「社会を成り立たせている、というか、、雁字搦(ガンジガラ)めにしてきた、そうしたシステ…
はしご酒(Aくんのアトリエ) その六百と九十六 「コッカ タイ コッカ トイウ ヘイワノサイテン?」 とくに平和の祭典として他の追随を許さない天下御免のビッグイベントがオリンピックなんだろうけれど、と、まだまだオリンピック系で繋いでいこう感、満々、の…
はしご酒(Aくんのアトリエ) その六百と九十五 「ガムシャラータチ ノ クヤシナミダ」 「コレって、全然いいコトだとは思わないんだけど」 ん? 「悔し涙、流さなくなったよな~」 く、悔し涙? 「いや、流せなくなった、か」 流せなくなった? ん~。 そう言われる…
はしご酒(Aくんのアトリエ) その六百と九十四 「ダテラニ ゾク」 「根底にカテゴライズが、ヒエラルキーが、差別が、歴然とあって、ナンでもカンでも『こうあるべき』、『こうあることが当たり前』、みたいな、そんな頑としてカッチンコッチンの主義主張を信条…
はしご酒(Aくんのアトリエ) その六百と九十三 「イマ モットモ ジユウニ ダマラナイ」 ある首長選で苦渋をなめた女性候補者が、数日後に言い放ったコトバ。ソレがコレ。 「今、最も自由に黙らない」 そう。今、最も、自由に、黙らない。で、ある。 もちろん、心…
はしご酒(Aくんのアトリエ) その六百と九十二 「ユガンダ ブナンシュギ」 いかなる組織のどんな会議も、その組織のために、更には、この国の、この星の、そして、もちろん、ソレら全てのピーポーたちの、ピーポーたちの未来の、そう、ピーポーたち一人ひとり…
はしご酒(Aくんのアトリエ) その六百と九十一 「ショクインカイギ ハ カイギ ジャ ナイカラ」 「ちょっと話題を変えさせてもらってもいいかい」 えっ!? いつだって唐突に、見事なまでにお構いなく、思いっ切り移調やら転調やら三昧のAくんにしては、いつにな…
rなどはしご酒(Aくんのアトリエ) その六百と九十 「ネガティブキャンペーン ト イジメ ト ルサンチマン」 全くもって好ましいコトではないけれど、先ほどもチョコッと話題に上がっていた「ネガティブキャンペーン」、残念ながら、Aくんが苛立っている「選挙」に…
はしご酒(Aくんのアトリエ) その六百と八十九 「フアン カカエテモ アッショウ」 そういえば、そのコトと関係があるようなないような、そんな微妙な、ある日の朝刊の、ある記事の、ある見出し。 「不安抱えても圧勝」 そう、不安、抱えても、圧勝。 ある巨大自…