2022-01-01から1ヶ月間の記事一覧
はしご酒(Aくんのアトリエ) その百と百と五十 「ミル・ブキヨウデスカラス ノ ジダイ」 ジグソーの♪スカイ・ハイで、颯爽とリングに上がる「千の顔を持つ男」、ミル・マスカラス。そのあまりのカッコよさに、ついつい見惚れてしまっていたことを覚えている。華…
はしご酒(Aくんのアトリエ) その百と百と四十九 「ヨウカイ ファシズムンムン」 思い出した。 Aくん命名の妖怪、ファシズムンムン。 ムンムンと臭い立つ邪念と欲望と暴力性が、この妖怪のもちアジ、最大のウリ、であるという。 「ファシズム」 思い切って、唐…
はしご酒(Aくんのアトリエ) その百と百と四十八 「ロクワリセイジカ フタタビ!」 「たとえば、民意と真実、あるいは、民意と正義。この両者、残念ながら、必ずしも相性がいいというわけではない。それほど民意というものは、『情(ジョウ)』によって支配され、…
はしご酒(Aくんのアトリエ) その百と百と四十七 「カイチョウアゲアシトリ ノ コウザイ」② 「そもそも、失言と暴言と妄言は、三者三様、それぞれ、ニュアンスが違いますよね」、と、少し切り口を変えてみる、私。 「ソレだよ、ソレ。今さっきも言ったけど、まず…
はしご酒(Aくんのアトリエ) その百と百と四十六 「カイチョウアゲアシトリ ノ コウザイ」① なんとなく気になり始める。 はたして、この怪鳥アゲアシトリ、害鳥なのか、はたまた、益鳥なのか。 考えれば考えるほど、一層、わからなくなる。 「この怪鳥アゲアシ…
はしご酒(Aくんのアトリエ) その百と百と四十五 「カイチョウアゲアシトリ シツゲンヲ ユク」 お世辞にも好かれているとは言えない怪鳥アゲアシトリ。今日も今日とて、スキあらば、手当たり次第に、言いそこ間違いのその揚げ足を、取って取って取りまくる。ち…
はしご酒(Aくんのアトリエ) その百と百と四十四 「シャンテ!」 たとえば焼かれたフランスパンが、窯から出されたそのあとで、自ら、更に一層美味しく仕上げる、という、必須の最終行程がある、と、語り始めたAくん。どちらかというと私と同じく「ごはん党」、…
はしご酒(Aくんのアトリエ) その百と百と四十三 「ホップ スモールステップ ジャ~ンプ!」④ 「とは言っても、やっぱり現場には厳しい風が吹く。追い風ならまだしも、総じて、無慈悲な向かい風だ。そんな向かい風に、しばしば、スモールステップは吹き飛ばされ…
はしご酒(Aくんのアトリエ) その百と百と四十二 「ホップ スモールステップ ジャ~ンプ!」③ 「学びは、ホップ、ステップ、ジャンプ。でも、その、ホップ、ステップ、ジャンプ、が、どの子どもたちに対しても、同じ歩幅で、同じスピードで、同じタイミングで、…
はしご酒(Aくんのアトリエ) その百と百と四十一 「ホップ スモールステップ ジャ~ンプ!」② 大事そうに奥からもってきた四号瓶のその栓を、やたらと慎重に開けようとしているAくん。何度も何度もプシュップシュッと、その作業を繰り返す。 しばらくして、よ…
はしご酒(Aくんのアトリエ) その百と百と四十 「ホップ スモールステップ ジャ~ンプ!」① ♪お~い~らっの~ と~も~だっちゃ ぽんぽこぽんのっぽ~ん わっ、や、やばい。 私の拙(ツタナ)い歌声を聴かれてしまったようで、その歌の続きを楽しげに歌いながら…
はしご酒(Aくんのアトリエ) その百と百と三十九 「ショウ ショウ ショウショウジン」 それでも、おもわず使ってしまう言葉であることもまた事実。相手に対しても、自分自身に対しても、エールを送る意味で、励ます意味で、つい、「がんばれ」と声を掛けてしまう…
はしご酒(Aくんのアトリエ) その百と百と三十八 「デグチノミエナイ フミンショウ」 「学校の先生時代」 ん? 「子どもたちに向けて、それまで何度もイヤというほど使いまくっていたある言葉を、ある日、ある時、から、プッツリ使わないようにしたんだよな」、と…
はしご酒(Aくんのアトリエ) その百と百と三十七 「イナイイナイバア~ ハ マナビノバ~」 見えないものが見えたその瞬間が、この上ない驚きであり感動の瞬間なんだ、とAくん。 「それが」 「それが?」 「いないいないばあ」 「えっ。い、いないいないばあ?」 「そう…
はしご酒(Aくんのアトリエ) その百と百と三十六 「ゲイジュツ ト ケンリョク トノアイダ ノ ソーシャルディスタンス」 ナニやら巷では、ソーシャルディスタンス、ソーシャルディスタンス、と、随分と賑やかだが、このソーシャルディスタンス、芸術と権力との…
はしご酒(Aくんのアトリエ) その百と百と三十五 「キツネ ト タヌキ ノ バカシアイ」 実際に、キツネとタヌキが、どこかの森の奥深くで、人知れず、化かし合いをしているのかしていないのか、などということは知る由もないが、この国の昔話ワールドにおいては…
はしご酒(Aくんのアトリエ) その百と百と三十四 「オーウェン、オウエン」 ナニがナンでも労働者を応援。 それが、私が抱いている「ロバート・オーウェン」のイメージ。 そのイメージ以外は、彼のコトなどナニも知らない。のだけれど、彼の、悪しき環境が労働者…
はしご酒(Aくんのアトリエ) その百と百と三十三 「カスミデモクッテイロヨ キミダイラキミマサクン」 「兎角(トカク)この世は公平公正が生き辛い」 えっ? 「キミダイラキミマサ(公平公正)くん、と、擬人化した方が、わかり易いかもしれないな」 んっ?、キミダイ…
はしご酒(Aくんのアトリエ) その百と百と三十二 「ケツゼイドロボウ」 なぜ、国民が関心のないコトに関心をもたなければならないのだ。 ある、政治関係者の口からポロリと溢れ落ちた言葉である。国民のニーズに応えることが政治関係者の使命とするなら、たし…
はしご酒(Aくんのアトリエ) その百と百と三十一 「コジン ト ソシキ ト」 言わずもがな、悪事を働くことは許されないが、人は、一人の人として、個人として、それぞれが「私」らしく生きる、生きられる。はずなのに、そんな当たり前のコトが、時として、極めて…