2018-01-01から1年間の記事一覧

ガッコ ノ センセ ノ オトモダチ vol.39

強肴 その八 「シンパイゴムヨウ!」 (Aくん) Aくんイチオシの、強肴(シイザカナ)オールスターズと言っても過言ではない名言たち、が、ズラリと並んだところで、私にとってのトビッきりの強肴を、一つ。 「心配ご無用!」 そう、心配ご無用!。 私たち一般ピー…

ガッコ ノ センセ ノ オトモダチ vol.38

強肴 その七 「ハシルコトジャナイコト デ ハシルコト ヲ ヤル」 (末續慎吾) 走ることじゃないことで、走ることをやる。 自分、あるいは、自分が取り組んでいるコト、とは、全く関係がない、接点がない、と、思われるコトの中に、自分自身が陸上短距離走者とし…

ガッコ ノ センセ ノ オトモダチ vol.37

箸休め 「ヤヤコシイ ヤヤコシイ パワハラハラ セクハラハラ」 ドウ考えても理不尽、ドコから見ても差別的、な、ソンな悪しき圧力に、耐えに耐え続けてきた圧倒的弱者による勇気と正義の一撃。その一念発起パワーは、必ずや「パワハラー」や「セクハラー」といった…

ガッコ ノ センセ ノ オトモダチ vol.36

強肴 その六 「メーカーナラ ギジュツデ ショウブシロヨ」 (佃社長『下町ロケット』) TVドラマも、侮(アナド)れない。 阿部寛が演じる佃製作所社長のココ一番での捨てゼリフ、「メーカーなら技術で勝負しろよ!」。このセリフの中に凝縮された単純明快な力強さは…

ガッコ ノ センセ ノ オトモダチ vol.35

強肴 その五 「サイアクチュウ ノ サイゼン デ アッタ」 (白洲次郎) 戦中戦後のダンディーな暴れん坊、白洲次郎。なぜかAくんのお気に入りなのである。 お金持ちで官僚。この二つだけでも、充分に、Aくんの恰好の標的になりそうなものなのに、ナゼだろう。 …

ガッコ ノ センセ ノ オトモダチ vol.34

強肴 その四 「ニンゲントシテ イチバントウトイモノ ハ トクデアル」 (松下幸之助) 次から次へと惜しげもなくお茶の間に、悪しき話題を提供し続けてくれる政治やら行政やら関係のシモジモじゃないエースたち。ココまでくると、ひょっとしたら、そういったチマ…

ガッコ ノ センセ ノ オトモダチ vol.33

箸休め 「フニオチルール」 数日前の会議でのこと。 たいていは、〇〇さんの「なにかご意見があれば」というお決まりの〆(シメ)のコトバで閉会となる。「なにかご意見があれば」などと言われても、「ハイ!」、と、軽々しく挙手なんてできるわけもなく、いつものよう…

ガッコ ノ センセ ノ オトモダチ vol.32

強肴 その三 「ワヲモッテトウトシトナス」 (聖徳太子: 厩戸皇子) そして、第3弾。 スティーブ・ジョブズもキング牧師も、たしかに正論かもしれないけれど、この国で、ソンなことを言っていたら、そこかしこでギスギスしてしまうかもしれない。という、いかに…

ガッコ ノ センセ ノ オトモダチ vol.31

強肴 その弐 「チンモクハ トキトシテ ウラギリニナル バアイガアル」 (キング牧師) Aくんイチオシ、著名人名言シリーズ、その第2弾。 「沈黙は時として裏切りになる場合がある」 周囲に振り回されることのないように、シッカリとした自分自身の考えをもつべし…

ガッコ ノ センセ ノ オトモダチ vol.30

強肴 その壱 「タニンノ イケンデ ジブンノ ココロノ コエヲ ケシテハ ナラナイ」 (スティーブ・ジョブズ) Aくんは、お酒の量があるレベルに達したあたりから、著名人の名言シリーズに突入する。 そう、名言、名言シリーズ。 おそらく、Aくんといえども、不…

ガッコ ノ センセ ノ オトモダチ vol.29

箸休め 「リョウリ ニ ジュギョウ ガ ミエル」 今宵のようなひとり酒は、やっぱりアテの、肴(サカナ)の、そのチカラを借りないと、寂しい酒となりがちだ。 もちろん、「Aくんのスペッシャルな毒舌」という肴も、ソレはソレで良かったりするのだけれど、ココの親…

ガッコ ノ センセ ノ オトモダチ vol.28

鉢魚 その九 「キジムナーパワー」 我が家のベランダのガジュマルの木は、我が家の誰よりも元気である。 おそらくソレは、ガジュマルの古木(ちなみに我が家のガジュマルの木は、まだまだウブな幼木ではあるけれど)に棲むと言われている精霊キジムナーの、その…

ガッコ ノ センセ ノ オトモダチ vol.27

鉢魚 その八 「アマイオカシ(イ)ナラ オカシクナイ?」 ドコからドウ見てもドウ考えても、「モンダイアリ!」としか思えないようなコトであったとしても、なんとなく上手くいっていれば、上手くいっているようにさえ見えていれば、「モンダイナシ!」。たとえば、…

ガッコ ノ センセ ノ オトモダチ vol.26

鉢魚 その七 「ココロニヨイモノ ハ ヨイ」 耳を疑いたくなるような、情けないニュースにはコト欠かない今日この頃。この国に生きる者として(というより、この星に生きる「人」として、かな)のプライドは、一体全体、ドコへいってしまったのだろう、と嘆くことし…

ガッコ ノ センセ ノ オトモダチ vol.25

箸休め 「コンガラドウジ ノ キモチ」 Aくんは、上々のハードロックファンなのだけれど、私は私で、中々の仏像フェチ。とくに、「仏像界のハードロッカー」と、勝手に思っている「不動明王」に、ゾッコンなのである。 そんな私が、このところ、少々気になっている…

ガッコ ノ センセ ノ オトモダチ vol.24

鉢魚 その六 「シノビヨル ガンジガラメ ワールド」 クルマのハンドルにアソビがなければ運転なんて怖くてできやしない、と、同様に、教育の現場のみならず、おそらく、どの職場も、絶対にガッチガチではダメ。フットワークよく縦横無尽に動き、暴れ回れる環境…

ガッコ ノ センセ ノ オトモダチ vol.23

鉢魚 その五 「ドノツラサゲテ コセイノバス?」 「個性を伸ばす」とか「国際感覚を身につけて世界で活躍できる人間を育成する」とか、と、ヤタラと威勢よく宣ってはくれるけれど、その、「ノバス」やら「イクセイスル」やら、に、Aくんは懐疑的だ。シモジモじゃない…

ガッコ ノ センセ ノ オトモダチ vol.22

鉢魚 その四 「イッサイセツメイシマセンセイ」 いつの頃からだろう。学校の先生が説明をしなくなった、と、嘆いていたAくん。 ナゼ、そんなコトになってしまったのか。 とくにその悲しき傾向は、シモジモじゃないエライ「先生」たちに顕著に見られる、とのこと…

ガッコ ノ センセ ノ オトモダチ vol.21

箸休め 「サメ ジョーズ ホメ ジョーズ?」 若きスティーヴン・スピルバーグが放つ、会心のスリラーホラーパニック映画、『JAWS ジョーズ』。の、そのインパクトは、さすがに絶大なモノであった。私たちの世代で、この映画を知らない人なんているのだろうか、…

ガッコ ノ センセ ノ オトモダチ vol.20

鉢魚 その三 「ドッチムイテ シゴトスル~マン」 動き出さないままスル~する「スル~マン」系の上昇志向型、らしい。 愛すべきアホの聖地、「アホがアホ呼ぶアホアホワールド」は、やはり強者(ツワモノ)揃い、奥が深い。 そう、ソレが噂の「ドッチムイテ、シゴトス…

ガッコ ノ センセ ノ オトモダチ vol.19

鉢魚 その弐 「イシバシヲタタイテ イイコトスル~マン」 「ゼンノゼンレイデモリションマン」ほどの「壊し屋」感はないものの、それでもほとんど同類という、ゼンノゼンレイデモリションマンの八方美人型、「イシバシヲタタイテイイコトスル~マン」、という、ソフ…

ガッコ ノ センセ ノ オトモダチ vol.18

鉢魚 その壱 「ゼンノゼンレイデモリションマン」 ナニかがあったのだろう。 あの日もAくんは、ちょっとしたお怒りモードであった。 「悪」の前例になることに、「トンでもない!」というのは充分に理解できるが、「善」の前例でも、異常なほどに慎重というのは全く…

ガッコ ノ センセ ノ オトモダチ vol.17

箸休め 「ヨーシキビーム!」 まだまだ幼気(イタイケ)で初(ウブ)な青少年であった頃、Aくんは、ハードロックなるガンガンの音楽が大好きであった、らしい。とくに、黎明(レイメイ)期のソレがもつ爆発的なエナジーの虜になったようだ。 そんなハードロック系の…

ガッコ ノ センセ ノ オトモダチ vol.16

向付け その五 「ギャクニ タ(ラ)ナ(イ)カラ ボタモチ リロン」 思い通りにならない。 まず、ならない。相手が自分の思い通りにならない、ならまだしも、自分自身も思い通りにならない、ものだから、ドッと疲れる。もちろん私自身にも言えることだが、おそらく…

ガッコ ノ センセ ノ オトモダチ vol.15

向付け その四 「ウエカラメセンセイ」 Aくんの分析(とはいっても、国際基準には全く適合していない分析方法だけれども)によると、「センセイ」と呼ばれる方々は、どうも、「上から目線でモノを言う」傾向にある、ということだ。 そんな、上から目線になりがちな…

ガッコ ノ センセ ノ オトモダチ vol.14

向付け その三 「イスワリスト」 「居座る」という言葉に良い印象はない。 執着、保身、地位、権力、蜜の味・・・その言葉から頭に浮かぶモノにも、ナンとなくダークなイメージが付き纏(マト)う。 そんな「居座る」に、命を懸けるのが「イスワリスト」である、らしい…

ガッコ ノ センセ ノ オトモダチ vol.13

向付け その弐 「シャニカマエテ モノモウセナイ」 ずっと、「斜に構える」の、その意味がわからなかった。 わからないのに、Aくんに、「そう斜に構えずに」などと、言ったりもしていた。 この、斜に構える。 ある剣道の達人(本人は、「おちょくらないで」と否定し…

ガッコ ノ センセ ノ オトモダチ vol.12

箸休め 「マダマダ ワカラナイコト イッパイ ダカラ スキデスヨ」 ある、老練なベテラン藍染職人のドキュメンタリー番組をTVで見た。 もともと日本の色というモノに興味があった私は、その、藍がらみの数多(アマタ)の色色々たちに、心底、驚愕したのである。 …

ガッコ ノ センセ ノ オトモダチ vol.11

向付け その壱 「ホレガホレヨブホレホレワールド」 Aくんは学校の先生。授業に執念を燃やす。燃やしすぎて、時折、灰のようになっている。 しかしながら、Aくん、「燃やしたからって、その燃焼が、熱量が、そのまま結果に繋がることは、まずない」、と、辛口…

ガッコ ノ センセ ノ オトモダチ vol.10

椀物 その弐 「デルクイハウタレル ケレド デスギタクイハ」 周りのことなど気にせず、自分を信じて、自分が「やりたい!」と思ったことをトコトンやる。最初は、イロイロと言われるかもしれないけれど、やがてナニも言われなくなる。きっと理解してくれる。 そ…