2019-04-01から1ヶ月間の記事一覧

ガッコ ノ センセ ノ オトモダチ vol.146

はしご酒(2軒目) その四十八 「シマグニコンジョウ ト タヨウセイ パラダイス」② 「なんや、ちょっと、違和感があるんやな~」、とOくん。 予期せぬOくんの発言であったものだから、さすがに少々動揺する。 「違和感?、どのあたりが?」、と、全く見当もつかな…

ガッコ ノ センセ ノ オトモダチ vol.145

はしご酒(2軒目) その四十七 「シマグニコンジョウ ト タヨウセイ パラダイス」① 「島国根性、どう思います?」、と私。 「この国の、コレからの課題やな、とは思てるけど、エエように捉えたい、捉えなアカン、とも思てる」、とOくん。 「どのあたりが課題?」、と…

ガッコ ノ センセ ノ オトモダチ vol.144

はしご酒(2軒目) その四十六 「ノンポリ ト ニュートラー」③ それなりに勇ましくニュートラー宣言をする私ではあるけれど、いかんせんこの世の中は、どうもがいても、人(とくに、シモジモじゃないエライ人たち)の意見で、世論で、世界の大きな流れで、自分の…

ガッコ ノ センセ ノ オトモダチ vol.143

はしご酒(2軒目) その四十五 「ノンポリ ト ニュートラー」② 「ヒトラーって、選挙で選ばれたんやんな~」。 お~、ウルトラ級の唐突感、さすがOくん、気持ち良すぎる。 アドルフ・ヒトラー(1889~1945)、国民の圧倒的な支持を得て、国家元首となる。あのゴア(…

ガッコ ノ センセ ノ オトモダチ vol.142

はしご酒(2軒目) その四十四 「ノンポリ ト ニュートラー」① 汝の敵を愛せないなら、ハナから敵なんかつくらなければいい、というOくんの真っ当な指摘が、私の脳ミソにへばりついたままだ。(このように、いろいろと、へばりついたりするものだから、「脳」は厄…

ガッコ ノ センセ ノ オトモダチ vol.141

はしご酒(2軒目) その四十三 「エイキヲヤシナウ カンゼンキュウヨウ」 苦しいときの神頼み、ならぬ、「気合い」頼み、まだまだ幅を利かせている。 私も、全否定するつもりはない。気合いがもつ一種独特なスピリチュアルパワーに、時折期待してしまうことがある…

ガッコ ノ センセ ノ オトモダチ vol.140

はしご酒(2軒目) その四十二 「キョウフ ノ セニハラハカエラレヌルヌル」 いつのまにか、この世は、「背に腹はかえられぬ」時代に、突入してしまっているような、そんな気がしている。 この故事・ことわざ、ざっくりと説明すると、腹のために背を犠牲にするこ…

ガッコ ノ センセ ノ オトモダチ vol.139

はしご酒(2軒目) その四十一 「プチプロ!」② 「プチプロ? パチプロ?」、とOくん。 似てはいるが、パチプロではない、ことぐらいは、話を聞いていればわかるでしょう、などと、ココロの中で突っ込ませていただいているうちに、そういえば、かなり前に、たま…

ガッコ ノ センセ ノ オトモダチ vol.138

はしご酒(2軒目) その四十 「プチプロ!」① 「プロ、プロフェッショナル、の定義とは、なんだろう」、と、AくんやらOくんやらのことを、とやかくは言えないほど、もう充分にMr.唐突感丸出しの私。 そんな私の唐突感丸出しに触れることなく、「まず、生業(ナリ…

ガッコ ノ センセ ノ オトモダチ vol.137

はしご酒(2軒目) その三十九 「ダラダラ デモ」 魅惑のダラダラ。 極楽ダラダラ。 ダラダラは、多くの人を魅了する。 もちろん、ダラダラのダラは堕落のダラ、打倒ダラダラ!、ダラダラ退散!、と宣われる、アンチダラダラ派の方々も、数多くおられる。 しか…

ガッコ ノ センセ ノ オトモダチ vol.136

はしご酒(2軒目) その三十八 「ゼツメツキグショク ショック!」 人には、得意不得意(コレだけは任せてほしい、でも、ソレだけは勘弁してほしい)がある。 もって生まれた能力は、人の数だけアレやコレやとある。が、もって生まれた不得意、苦手、もまた、人の…

ガッコ ノ センセ ノ オトモダチ vol.135

はしご酒(2軒目) その三十七 「イチバン キツイ ヨンモジジュクゴ」② 自他ともに認める独立独歩、「一匹オオカミ」感溢れるAくんだけれど、それでも、やっぱり、(いまひとつ強くなれない)私と同様、一番(とまではいかないまでも)「キツイ」四文字熟語は、「四面楚…

ガッコ ノ センセ ノ オトモダチ vol.134

はしご酒(2軒目) その三十六 「イチバン キツイ ヨンモジジュクゴ」① 世の中には、おびただしい数の四文字熟語があるが、その中で、一番「キツイ」四文字熟語、となると、はたして、なんだろう。 「お兄さんにとって、一番キツイ四文字熟語、ってなんですか?」と…

ガッコ ノ センセ ノ オトモダチ vol.133

はしご酒(2軒目) その三十五 「コダワル!」 全くの偶然なのだけれど、Aくんも、Oくんも、Zさんも、そして、この私も、(多少の強弱の違いはあるものの)なかなかの時代劇愛なのである。 その時代劇、制作費が高くつくからなのか、それとも、視聴率を稼げな…

ガッコ ノ センセ ノ オトモダチ vol.132

はしご酒(2軒目) その三十四 「ゼッタイ ニ キイテイナイ」② 「なんで、聞かへんで済むんやろ」、とOくん。 たしかにその通りだ。聞かない、にばかり目が行きがちだけれど、聞かなくて済む、にこそ、この国のワンダーランドワチャワチャワチャワチャ感が潜んで…

ガッコ ノ センセ ノ オトモダチ vol.131

はしご酒(2軒目) その三十三 「ゼッタイ ニ キイテイナイ」① この私も、Aくんの熱弁を聞いているうちに、(不覚にも)異次元にワープしてしまったこと、一度や二度ではない。実に失礼な話ではあるが、居酒屋空間においては、ご容赦願おう。ノミニケーション(居…

ガッコ ノ センセ ノ オトモダチ vol.130

はしご酒(2軒目) その三十二 「ニホン ノ シキ ハ ニホンシキ」 これもまた温暖化によるものなのかは定かではないが、若干崩れつつあるこの国の四季。とくに最も「命」というものを感じることができる、芽吹きの「春」と実りの「秋」が、あっという間に過ぎ去ってし…

ガッコ ノ センセ ノ オトモダチ vol.129

はしご酒(2軒目) その三十一 「サイゴ ハ カネメデショ」 「最後は金目(カネメ)でしょ」 当時の某国会議員による悲しき迷言であるが、それが本心であるのか、しかも確信犯的なものであるのか、それとも失言であるのか、はたまた、単なるいいそこまちがい(全く知…

ガッコ ノ センセ ノ オトモダチ vol.128

はしご酒(2軒目) その三十 「コノチガイ ハ オオチガイ」③ もちろん、前向きな次の一手を考え抜いた、前向きな次の一歩を踏み出せた、という事例が、ないわけではない。 たとえば、絹織物を地場産業としている、ある地方自治体では、地元のそうした業界の力強…

ガッコ ノ センセ ノ オトモダチ vol.127

はしご酒(2軒目) その二十九 「コノチガイ ハ オオチガイ」② 「小学校の卒業式に袴(ハカマ)を着たい」 おもわず、TV画面に向かってガッツポーズをとってしまった、らしい。 この子どもたちの思いに、関係諸氏の喜びもまた、相当なものであったのではないか、と…