ガッコ ノ センセ ノ オトモダチ vol.1219

はしご酒(Aくんのアトリエ) その六百と五十

「オスミツキ ギフト ドク」

 ナンとしてでもナンらかのお墨付きを手に入れて、ソレを盾に取って窮地を乗り切る。と、いう手法は、強大な権力を握るおエライ人たちの姑息な常套手段である。

 そう、三権分立、ならぬ、三権合体、三権集中。さすがに、その三位一体の手強さは凄まじく、全くもって侮(アナド)れない。

 たとえば、圧倒的な権力側に擦り寄りまくった最高裁の判決。コイツも、トップレベルのお墨付きと言えるだろう。最高裁での、まさか、としか思えないような一般ピーポーたちの大逆転敗訴を、私たちは、幾度となくこの目で見てきている。そして、あの人たちは、ソレを盾に取って、俄に勢い付く。

 そんな中、また一つ、天下無敵のお墨付き。ソレが、検察捜査。検察による忖度まみれのユルユルのジャッジメントが、あの人たちへの最高のgift(ギフト)となってしまった。

 そう、最高の、gift 。

 ただし、この「贈り物」という意味の「gift 」、なんと、ドイツでは、ほぼ「毒」という意味で使われているという。

 コレ、実に興味深い。

 ドコからドウ見ても考えても「グル」としか思えないダークな三位一体、悪だくみの一味たち。に、よる、「お墨付き」というgift 。この国のピーポーたちにとっても、この国の未来にとっても、充分に「毒」、どころか、「猛毒」そのものだと、強烈に思う。(つづく)