ガッコ ノ センセ ノ オトモダチ vol.1257

はしご酒(Aくんのアトリエ) その六百と八十八

「ハイジョ スベキモノ ガ ヒツヨウ」

 「手っ取り早い票集め」

 ん?

 「の、一番手は、やはり、排除すべきモノを打ち出して声高らかにソレを前面に押し出す、コトだと思う」

 ん、ん?

 「あの人たちには、ナニよりも排除すべきモノが必要なわけ。だから、たとえば、イデオロギー的に全く相容れるコトができないある政党を叩く。あるいは、反体制的で生意気な女性議員を叩く。正しいとか正しくないとかはこの際ドウでもいい。叩くことでスカッとしてくれる有権者たちがいてくれたらソレでいいのだ。だから、どんなクソみたいなネタでも叩けそうなネタは全て使う、使って使って使い倒して、叩く。叩きまくる」

 ん、うっわ~。

 先ほどから、Aくん、なかなか思った結果が見られない選挙というモノに対する苛立ちもあるのか、かなりトゲトゲしい。

 「そもそも、ほとんどのピーポーたちは、政治への不信から、失望から、諦めから、投票になんて行かないのだ。と、なると、どんな手を使ってでも、ソレなりの票数さえ集めることができればドウにかなるわけだからな。おそらく、似非(エセ)労働組合やらカルトな組織やらに擦り寄り、取り入ろうとするのも、そういうコトなのだろう」

 あ、先ほどの、あの、2割の支持が得られればドウにかなる、あとの8割のことなんて、残りの8割のピーポーたちの思いなんて、この際ドウでもいい、という、「2割」政治家、の、コトだ。

 ん~、・・・おっしゃる通り、かもしれない。かもしれないが、トゲトゲすぎて、ナニやらゾワゾワと鳥肌が立つ。

 「見てごらんよ、選挙で負けた体制側ではない女性候補者を。すでに、もう、一人の一般女性、一般ピーポーであるにもかかわらず、ネット、どころか、テレビ、までが、その、長いものには巻かれろ感丸出しの「御用」ぶりを遺憾なく発揮して、オキテ破りのトドメの排除キャンペーンを、寄って集(タカ)って嬉々として展開しているだろ。マジで姑息、というか、下品、というか、恐ろしすぎて、もう、この国、終わったな、としか思えねえんだよな~」

(つづく)