ガッコ ノ センセ ノ オトモダチ vol.1191

はしご酒(Aくんのアトリエ) その六百と二十二 「イマ イキテイル ジブン ニ タイシテ トウ」 「誰もが疑問をもたない常識。その常識の危うさ」 ん? 「いつのまにか、ソコにある、常識は、いったい、ドコからやってきたのか」 ん~。 「ひょっとしたら、トンでもな…

ガッコ ノ センセ ノ オトモダチ vol.1190

はしご酒(Aくんのアトリエ) その六百と二十一 「ジジョ ト ジュウジュン ト ガマン ト」 「国を挙げて取り組んできた『道徳』教育の成果が、ココにきて、ようやく、って、感じだよな~」 へっ!? ど、道徳教育の、成果? 「とくに、その核となる自助と従順と我…

ガッコ ノ センセ ノ オトモダチ vol.1189

はしご酒(Aくんのアトリエ) その六百と二十 「コドモタチ ニ ワルイエイキョウ ヲ オヨボスヨウナコト ダケハ スルナ!」 「口幅ったいことを言うようだが、あえて、あえて元学校の先生として言わせてもらうと」 ん? 「この際、徒党を組もうが、口裏を合わそう…

ガッコ ノ センセ ノ オトモダチ vol.1188

はしご酒(Aくんのアトリエ) その六百と十九 「セカンドレイパー!」 「raper(レイパー)!」 ん? 「強姦魔!」 えっ!? 「和製英語らしいんだけどね。でも、イギリスでも、スラングっぽく使われてはいるらしい」 ん、ん~。 ナニが言いたいのか。話の意図が、サッ…

ガッコ ノ センセ ノ オトモダチ vol.1187

はしご酒(Aくんのアトリエ) その六百と十八 「オワライ! オンワライ?」 笑えることの幸福感について、以前、Aくんと、語り合ったことがある。 いわゆる「お笑い」なるモノは、世の中が、幸せだから、平和だから、存在し得るのか。それとも、「お笑い」なるモノ…

ガッコ ノ センセ ノ オトモダチ vol.1186

はしご酒(Aくんのアトリエ) その六百と十七 「オノレガ タダシイナラ イノチガケデ ソノタダシサヲ ウッタエルベキ」 「社会的、経済的、弱者は、おそらく、そんなコトはできない。でも、できないからといって自暴自棄になる必要など、微塵もない。余計なコト…

ガッコ ノ センセ ノ オトモダチ vol.1185

はしご酒(Aくんのアトリエ) その六百と十六 「セイカツホゴ トイウノハ ニホンブンカ カラスレバ ハジデス」 「生活保護というのは、日本文化からすれば恥です。人様の税金で生活しようとするのですから」 えっ!? 「日本文化からすれば、税金で生計を立てるの…

ガッコ ノ センセ ノ オトモダチ vol.1184

はしご酒(Aくんのアトリエ) その六百と十五 「トサイゴッソウ ノ ススメ」 「津軽じょっぱり」 ん? 「肥後もっこす」 んん? 「土佐いごっそう」 んん、んあ、あっ。 「ソレって、たしか、日本三大頑固、って、ヤツですよね」 「そうそう、それそれ。他の追随を許さな…

ガッコ ノ センセ ノ オトモダチ vol.1183

はしご酒(Aくんのアトリエ) その六百と十四 「ヒトタラシ ノ ジダイ」 「女たらし!」 えっ!? 「甘い言葉巧みに女性を誑(タラ)し込むスケベ野郎」 ええっ!? 自慢ではないが、生まれてこの方、「女たらし」などと言われたことがない。 「と、『たらし』には悪いイ…

ガッコ ノ センセ ノ オトモダチ vol.1182

はしご酒(Aくんのアトリエ) その六百と十三 「ショウケン ショウシユイ ショウギョウ」 「自分とは、全く異なる意見、考え、価値観、の、相手が、今、ソコにいる、と、しよう」 ん? 「そんな『あなた』に対して、君は」 そんな「あなた」に、私が? 「あなたのその…

ガッコ ノ センセ ノ オトモダチ vol.1181

はしご酒(Aくんのアトリエ) その六百と十二 「ヒガイシャ ニ ヨリソエナイ ジジョ シジョウシュギ キョウイク」 「へそ曲がり、の、すゝめ」 ん? 「こんな、ヤヤもすると、いとも簡単に、ダークカラー一色に染まりがちな世の中であるだけに、空気に呑まれない、…

ガッコ ノ センセ ノ オトモダチ vol.1180

はしご酒(Aくんのアトリエ) その六百と十一 「チヤホヤ ガ モンスター ヲ ツクリアゲル」 「蝶や花や、の、チヤホヤ。この言葉が、なんか好きでさ」 ちやほや? 蝶や花や? 蝶よ花よと育てられ、と、同じ? なんにせよ、私は、あまり使わない。し、耳にすること…

ガッコ ノ センセ ノ オトモダチ vol.1179

はしご酒(Aくんのアトリエ) その六百と十 「ナゲクオヤ ガ イナクナルコトヲ ネガッテイマス」 妙な勘違いをされては困るとでも思ったのか、「家族」やら「親子」やらといったものに、偏った政治的な、歪んだ宗教的な、そんな怪しげなモノを絡ませるつもりは毛頭…

ガッコ ノ センセ ノ オトモダチ vol.1178

はしご酒(Aくんのアトリエ) その六百と九 「ダイシッコウ!」 「あの、ドコまでも大阪弁のアイツなら、きっと、『代わりにオシッコするんとちゃいまっせ~』などと言い放つところなんだろうけれど、悪いが、オシッコどころじゃない。ソレほど『代執行』は、限…

ガッコ ノ センセ ノ オトモダチ vol.1177

はしご酒(Aくんのアトリエ) その六百と八 「シッパイヲ ユルサナイ シャカイ ハ マチガッテル」 「失敗を許さない社会は間違ってる。挑戦できない社会じゃダメだ~!」、と、思いっ切り唐突に雄叫びを上げた、Aくん。 失敗は許されなければならない。 挑戦でき…

ガッコ ノ センセ ノ オトモダチ vol.1176

はしご酒(Aくんのアトリエ) その六百と七 「ケンリョク ガ ウゴキダス トキ」 「権力がトンでもない悪事を働き、別の権力が、その権力の悪事が本当に悪事たるかを立証しようと動き出す」 ん? 「それぞれの権力が、それぞれシッカリと独立しているのは好ましいコ…

ガッコ ノ センセ ノ オトモダチ vol.1175

はしご酒(Aくんのアトリエ) その六百と六 「セイサンシャ モ ショウヒシャ モ カイゴシャ モ ヒカイゴシャ モ ネンキンセイカツシャ モ ワカモノタチ モ ゲンカイ?」 「生産者も消費者も限界なら、ソレをドウにかしてでもナンとかするのが、政府に課せられた…

ガッコ ノ センセ ノ オトモダチ vol.1174

はしご酒(Aくんのアトリエ) その六百と五 「アナタガ ダメダカラ」 「仮に、たとえば、コックさんが」 コ、コックさん!? 久しぶりに聞いたな、その「コックさん」。 おそらく、ほぼ、絶滅危惧種。死語。今は「シェフ」、かな。 「食材がダメだから美味しくできない…

ガッコ ノ センセ ノ オトモダチ vol.1173

はしご酒(Aくんのアトリエ) その六百と四 「セイカイ ハ ダッポウ ゴクラク」 政治家は、ナゼ、法を守らない? 守りたくない? 守る必要がない? 守らなくても、大丈夫? ひょっとしたら、法なんて守らなくてもいいように、法で、守られている? さすがに、ダ…

ガッコ ノ センセ ノ オトモダチ vol.1172

はしご酒(Aくんのアトリエ) その六百と参 「ウルトラ チャクフク オウリョウ サギーマン ハビコル!」 「たとえば、ある営業マンが、お客さんから預かった商品の代金を、そもそも最初からそんな取り引きなんてなかったんだ、と、いうことにして、コッソリ、チ…

ガッコ ノ センセ ノ オトモダチ vol.1171

はしご酒(Aくんのアトリエ) その六百と弐 「ダツゼイ セイジカ ガ ダイゾウゼイ ヲ ダイガッショウ」 「遵法精神などクソ喰らえなのに、改憲?」 ん? 「愛国民心など微塵ももち合わせちゃ~いないのに、国を守る?、防衛費倍増?」 ん~。 「あれほど脱税に御熱心…

ガッコ ノ センセ ノ オトモダチ vol.1170

はしご酒(Aくんのアトリエ) その六百と壱 「トウロン ディベート ディスカッション」 日曜日の朝は、熱々のコーヒーが注がれたマグカップ片手に、バターとハチミツをタップリと塗りたくった焼き立てのトーストを頬張りながら、某国民営放送局の討論番組をボン…

ガッコ ノ センセ ノ オトモダチ vol.1169

はしご酒(Aくんのアトリエ) その六百 「ゴジョクアクセ! ゴジョクアクセ?」 「五濁悪世(ゴジョクアクセ)」 ん? 「ご、ごじょく、あくせ、ですか」 「そう、五濁悪世。五つの濁りに満ち満ちた最悪最低の世界」 「五つの濁りに、ですか」 「そう。五つの濁りに、だ。…

ガッコ ノ センセ ノ オトモダチ vol.1168

はしご酒(Aくんのアトリエ) その五百と九十九 「グリーンウォッシュ! グリーンウォッシュ?」 「自然に優しいとかクリーンとかエコとかSDGs(エスディージーズ)とかが声高に叫ばれるのは、ま、いいコトなんだろうけれど」 ん? 「悲しいかな、大抵のコトには表と…

ガッコ ノ センセ ノ オトモダチ vol.1167

はしご酒(Aくんのアトリエ) その五百と九十八 「セカイハ ウツクシイト」 ナニ気に、その、粗末な本棚から、たまたま抜き出した一冊の本。たいした期待もせず、パラリパラリとページをめくる。すると、ある一編の詩が、目に、スルリと飛び込んでくる。ナゼだ…

ガッコ ノ センセ ノ オトモダチ vol.1166

はしご酒(Aくんのアトリエ) その五百と九十七 「キホンテキジンケン ハ オカスコトノデキナイ エイキュウ ノ ケンリ」 「よほど、『人権』というモノが、気に食わないのだろうな」 ん? 「人権嫌いのあの人たちらしい、草案、だということだ」 んん? 「僕はね、申…

ガッコ ノ センセ ノ オトモダチ vol.1165

はしご酒(Aくんのアトリエ) その五百と九十六 「トータルコーディネート デキナイ タテワリーズタチ ノ マツロ」 「2兆円以上の経済効果。2兆円?、経済効果?、金儲け?。地方自治体、国、挙げての『金儲け』話って、いったい、ナンなんだよ」 ん? 「いえい…

ガッコ ノ センセ ノ オトモダチ vol.1164

はしご酒(Aくんのアトリエ) その五百と九十五 「イッパンロント マエガキシタウエデ」 名言、ならぬ、果てしなく致命的な言葉という意味の「致命言」たちが、波が打ち寄せるがごとく、次から次へと、しつこく、登場し続けたりするものだから、もう、そろそろ、…

ガッコ ノ センセ ノ オトモダチ vol.1163

はしご酒(Aくんのアトリエ) その五百と九十四 「ヒガイシャハ イツダッテ ジャクシャ」 贅沢をしたいのではない。ただ、地道に、コツコツと働き、小さな幸せに包まれながら、慎ましく生きていたいだけなのだ。にもかかわらず、そんなコトでは納得など、絶対に…

ガッコ ノ センセ ノ オトモダチ vol.1162

はしご酒(Aくんのアトリエ) その五百と九十三 「ゴヨウ オスミツキヲアタエタッターマン ナンジャクジバン ニ オスミツキ?」 「結構なプロブレムワードとして」 ん?、プ、プロブレム、ワード? 「その存在感を見せ付けくれ続けているのが、あの、『軟弱地盤』」…