2022-03-01から1ヶ月間の記事一覧

ガッコ ノ センセ ノ オトモダチ vol.856

はしご酒(Aくんのアトリエ) その百と百と八十七 「キノツクエ ノ メダカノガッコウ」 ♪め~だ~か~のがっこ~は~ かっわっの~なか~ そ~っとのぞいてみてごらん そ~っとのぞいてみてごらん みんなでおゆうぎ しているよ~ 「はい!?」 ナニを思ったのか、…

ガッコ ノ センセ ノ オトモダチ vol.855

はしご酒(Aくんのアトリエ) その百と百と八十六 「チンモクハ トキトシテ ウラギリニナル フタタビ! フタタビ?」 「あっ!」 「えっ!」 突然、私が、あまりにも大きな声で叫んでしまったものだから、ソレにつられて、おもわずAくんも。 そんな、「あっ!」から「…

ガッコ ノ センセ ノ オトモダチ vol.854

はしご酒(Aくんのアトリエ) その百と百と八十五 「ミザルイワザルキカザル! ミザルイワザルキカザル?」 時折、目にすることがある「三猿(サンザル)」。それぞれ、目に、口に、耳に、両手を当て、横一列に鎮座するフォーメーションは、ことのほか、愛くるしく…

ガッコ ノ センセ ノ オトモダチ vol.853

はしご酒(Aくんのアトリエ) その百と百と八十四 「シンジツヲ ミヌケルカ?」 「真実を見抜くことの難しさ、痛感するよな~」 重たい溜め息が、そう呟いたAくんの口元からズルリと垂れ落ちる。 「真実など、そう簡単には見抜けない、と?」 「そう。しかも、見抜…

ガッコ ノ センセ ノ オトモダチ vol.852

はしご酒(Aくんのアトリエ) その百と百と八十三 「ゼッタイダイジョウブ ナ ミキリハッシャ」 「背に腹は代えられぬ、やら、致し方なし、やら、の、後押しのおかげで、とくに原発関連で、未だ、力をもっている言葉がある」 ん? 「ソレが、『絶対、大丈夫!』だ」…

ガッコ ノ センセ ノ オトモダチ vol.851

はしご酒(Aくんのアトリエ) その百と百と八十二 「ジャクシャノタメニ ワリヲクウ! ジャクシャノタメニ ワリヲクウ?」 先ほどから、いや、以前からずっと、ことあるごとに、「愚かなる権力者たちによるその場しのぎの稚拙で短絡的な発言が、行動が、施策が、…

ガッコ ノ センセ ノ オトモダチ vol.850

はしご酒(Aくんのアトリエ) その百と百と八十一 「イノチガ ミエナイ!」 「命に、敵味方のレッテルやらラベルやらを貼って、あるいは、天と地ほどの格差をつけて、おそらく、ソコに、ソコにある、命が、全く見えなくなってしまっている、というコトなのだろう…

ガッコ ノ センセ ノ オトモダチ vol.849

はしご酒(Aくんのアトリエ) その百と百と八十 「ウラミハ ウラミニヨッテ ハタサレズ」 あの、ブッダの教えの中に、こんなモノがあるんだ、とAくん。 おっ。 敬愛するブッダだけに、その、「こんなモノ」に、興味津々の私。おもわず耳をそばだてる。 「怨(ウラ)…

ガッコ ノ センセ ノ オトモダチ vol.848

はしご酒(Aくんのアトリエ) その百と百と七十九 「ホントウノコトヲ イオウヨ ホントウノコトヲ イッテクレヨ」 そんな、権力を握るシモジモじゃないエライ、らしい、ダレかに対して、古今東西、シモジモである一般ピーポーたちが、ずっと思い、懇願し続けて…

ガッコ ノ センセ ノ オトモダチ vol.847

はしご酒(Aくんのアトリエ) その百と百と七十八 「イサマシイコトヲ ノタマイダシタラ」 権力を握るシモジモじゃないエライ、らしい、ダレかが、都合のいい知識ばかりを己の頭の中に詰め込んで、著しく偏った理論武装で身を包み、やたらと勇ましいコトを宣い…

ガッコ ノ センセ ノ オトモダチ vol.846

はしご酒(Aくんのアトリエ) その百と百と七十七 「ヨセバイイノニ ウッタエルワケヨ」 そんな、バリアイランドでの懐かしの♪ノーウーマン・ノークライ。ひょっとしたら、その曲が、Aくんに、その、ミュージシャンを思い起こさせるキッカケになったのかもしれ…

ガッコ ノ センセ ノ オトモダチ vol.845

はしご酒(Aくんのアトリエ) その百と百と七十六 「ノーウーマンノークライ ナ バリアイランド!」④ そんなふうに立ち尽くしていた僕のことなどお構いなしに、僕セレクションの一つ一つを古紙で包み始めたオヤジさん。もう、すでに、商談成立、ということらし…

ガッコ ノ センセ ノ オトモダチ vol.844

はしご酒(Aくんのアトリエ) その百と百と七十五 「ノーウーマンノークライ ナ バリアイランド!」③ 別れ際に、そのお兄さんを心配させまいと、「大丈夫。バリは僕の庭のようなものだから」、と、片言の英語でエラそうに宣ったわりには、別れたそのシリから、コ…

ガッコ ノ センセ ノ オトモダチ vol.843

はしご酒(Aくんのアトリエ) その百と百と七十四 「ノーウーマンノークライ ナ バリアイランド!」② あたかも、私イチオシの(正確には「能」「能楽」の次だから、ニオシ、の)文楽の、人形浄瑠璃の、そのオープニングで、黒衣(クロゴ)が「とざいと~ざい~」と向上を…

ガッコ ノ センセ ノ オトモダチ vol.842

はしご酒(Aくんのアトリエ) その百と百と七十三 「ノーウーマンノークライ ナ バリアイランド!」① 「コレ、いいだろ」と言いながら、ニコニコ顔で舞い戻ってきた、Aくん。その手には、ナニやら黒くて細長い、その、「コレ」、が、ある。 「若かりし頃~、海を~…

ガッコ ノ センセ ノ オトモダチ vol.841

はしご酒(Aくんのアトリエ) その百と百と七十二 「オオキナ コエ」 なぜか、突然、あるコマーシャルのことを思い出す。 某新聞社のコマーシャル。 「全ての人が、大きな声をあげられるとは限らない。気づいてもらえずに孤立していく人もいる」 よほど斜に構えて…

ガッコ ノ センセ ノ オトモダチ vol.840

はしご酒(Aくんのアトリエ) その百と百と七十一 「ジュレイセンネン ノ キョジュ ガ」 あまりにもヘビーなテーマに踏み入ってしまったことで疲れ切ったのだろうか、またまたAくん、突然、奥へと姿を消してしまう。 そこで、またまたナンとなく、例の本棚(も…

ガッコ ノ センセ ノ オトモダチ vol.839

はしご酒(Aくんのアトリエ) その百と百と七十 「カクヘイキ ヘイキジャナイ!」 ちょっとしたキッカケで、そのスキを突いて、「そ~らみたことか、やっぱり、核、核兵器、核武装なんだよ」などと、なんの躊躇もなくサラリと、そこかしこで宣い出したりするわけ…