はしご酒(Aくんのアトリエ) その五百と九十三
「ゴヨウ オスミツキヲアタエタッターマン ナンジャクジバン ニ オスミツキ?」
「結構なプロブレムワードとして」
ん?、プ、プロブレム、ワード?
「その存在感を見せ付けくれ続けているのが、あの、『軟弱地盤』」、とAくん。
あ、あ~、あの、金喰い、血税喰い虫とまで揶揄されている、軟弱地盤、の、ことか。
たしかに。とくに、地元ピーポーたちの声を完全に無視するカタチで推し進められている、この国の、主に2ヶ所で、その軟弱地盤、以前からズッと、大きくフィーチャーされ続けている。
「ドチラも、一般ピーポーたちの声を、全く無視したカタチで強引に推し進められている、という点で、共通していますよね」
「無視するしかねえだろ」
む、無視するしかない!?
「そもそも、地盤に大いなる問題があるわけだからな。にもかかわらず、ソコに決定した。と、いうコトは、それなりに、なんらかの、ダークなナニかがあるということだろ」
「それゆえ、そう簡単には支持なんてされるわけがない。だから、無視するしかない、と」
「仮に、そんなダークなモノを支持できるとしたら、そりゃ、支持する側も、負けず劣らず、トンでもなくダークだってことなんじゃないの」
支持する側も、トンでもなくダーク、か~。
あっ。
そういえば、ドチラだったか、場所決定において大きな影響力があった委員たちに「お金(カネ)」が、みたいな記事を目にしたような気がする。
ん~。
少なくともその、限りなく「収賄」なソレも、その、ダークなナニか、ってヤツの一つ、か。
「チカラがある立場の、トンでもなくダークなピーポーたちが、あの、トンでもない軟弱地盤に『お墨付き』を与えたんだろうよ」
魂を売り飛ばした委員たちが、お墨付きを与えた、か~。
「どうせ、どう転ぼうと、責任なんてとらなくていいんだからな。おそらく、大手メディアも、ナゼか尻込みして、追求なんてしないだろうし」
悲しいかな、Aくんのその指摘通り、まず、追求なんてしないだろう。芸能事務所問題ごときでも尻込みしてしまうのだから。
「大体からして、軟弱地盤以前の元々の根本の問題も、ナニも解決されないままの『軟弱地盤』問題。だからこその『ゴリ押し』。そのための『お墨付き』。もう、最初から、ナニもカもがメチャクチャだってこと。そして、そんな中で暗躍してきたオキテ破りの御用『オスミツキヲアタエタッターマン』たち。ホント、マジで情けなくなる、どころか、グツグツと煮えたぎる怒りさえも込み上げてくるよな~」
(つづく)