箸休め
「ナゾガ ナゾヨブ ナゾナゾ ネットワールド」
ネット。
ネットゲーム。
そう、ネットゲーム。
そのネットゲームの社会的地位が向上し、近々、オリンピックの正式種目になるのではないかと囁(ササヤ)かれてもいる。そんな昨今のネットゲームであるだけに、WHO(世界保健機関)による、突然の、「ネットゲーム依存が疾病として位置付けられた」というニュースは、それなりにセンセーショナルであったわけだ。
しかしながら、このネットゲーム、イヤというほどの練習が必要な他のスポーツや、トンでもないほど長い年月の修行が当たり前の職人さんたちの技能などと、ナニが、ドコが、ドウ違うのか。疑問は疑問を呼び、ますますナゾめいてくる。
ん~、なぜ、ネットゲームだけが「依存」や「疾病」と繋がってしまうのか。ナニか、心身を蝕む麻薬性のあるトンでもない光線やら電磁波やらが、人知れず、液晶画面から出ていたりするのだろうか。ナゾは、さらなるナゾを呼ぶ。
そんなナゾまみれのネットゲームの急先鋒とも言えるかもしれない、たとえばあの「eスポーツ」などは、とくに、信じられないほどのビッグマネーまでもが絡み出しているだけに、悲しくなるぐらいヤタラとお金に敏感なこの国の、この業界に対するコレからの動きもまた、実に気になる。(つづく)