ガッコ ノ センセ ノ オトモダチ vol.1468

はしご酒(Aくんのアトリエ) その八百と九十九

「ナゼ ケイレキサショウ?」

 「コレも一つの『雑』さ、の、表れなんだろうけれど」

 ん?

 「あの人たちって、誰だって、いつだって、圧倒的な権力を握れば握るほど、なんか、疑惑、疑惑、疑惑、が、ベチャベチャと、ベチャベチャとへばり付いてくるようで気持ち悪いんだよな」、とAくん。

 「ソレぐらい、危ないコトに、怪しいコトに、手を出して、手を染めて、権力を握っていったということでしょうか」、と私。

 「なんだろうな。そうでもしないと、そう簡単には圧倒的な権力なんて握れねえだろうから」

 ごもっとも。

 ではあるけれど、そんなモノに手を出した、手を染めた、権力者が、万が一にも国のトップに、などということは、やっぱり、あってはならないこと。トンでもなく恐ろしいこと。だと思う。

 「たとえば、ほら、あの、某国の、某トップ。なんて、まず、米国議会立法調査官、だぜ」

 あ、あ~、あの人、か。

 「有識者も含めて誰も聞いたことがない職名だったものだから、いつのまにか、Congressional Fellow(コングレッショナル・フェロー)」

 そうそう、コングレッショナル・フェロー。何度か耳にした。

 「さすがに『調査官』ではマズいと思ったか、コッソリ、『研究員』に変わったりもしていたが、結局のところ、ソレって、ドコからドウ見ても考えても、Intern(インターン)、Congressional Intern 」

 インターン?、インターン、か~。

 「目一杯、良く、訳したところで、見習い。研修生。場合によっては『無給のアルバイト』。ソレを、ナゼ、『私は、元、、米国議会立法調査官』などと宣えてしまうのか。その神経、どうにも理解できねえんだよな~」

 その手の疑惑、も、このところ、ソコカシコで耳にする。

 「そもそも、経歴詐称(ケイレキサショウ)なんて、ナンのためにするんだよ」

 ナンのためにするんだよ、か~。

 ・・・

 ソレ系の、ソレ系の人たちって、ソレなりの肩書きがないスッピンの生身(ナマミ)の自分では伸(ノ)し上がっていけない、と、本気で思っているのだろうか。

 「劣等感」

 ん?

 「と、虚言癖と、出世欲と、権力欲、の、合体?」

 劣等感と虚言癖と出世欲と、権力欲、の、合体、か~。

 かも、かもしれないな。

 その四つが合体でもしない限り、経歴詐称なんて、普通、できやしないし、しようとも思わないから。(つづく)