はしご酒(Aくんのアトリエ) その八百と九十五
「アヤマッタラ シヌ ヤマイ?」
「そんな意図、全くもってなかったとしても」
「おぅ?」
「その言葉が、行動が、相手を、告発者を、追い詰めに追い詰めて、不幸にも、自ら命を絶つ道を選ばせてしまったとしたら。あるいは、ソレらが、その悲劇を引き起こした原因かもしれないという疑念を、全て、払拭できないというのなら。私は、彼に、謝罪してもらいたいです」
「お~」
「謝罪することのそのハードルを、ナゼ、ソコまで、高くしてしまうのか。私には理解できません」
すると、Aくん、ユルリと。
「謝ったら、死ぬ、病(ヤマイ)、なのかもよ」
「えっ!?」
「謝ったら死ぬ病。彼だけに限らず、とくに政治関係者、あの人たちは、そう簡単には謝らない」
謝らない?
謝らない、か。謝らない、な。あの人たちは、まず、謝らない。
「真摯に受け止め、謙虚に受け入れ、『すみません』、『ごめんなさい』、と、言えない。のは、マジで、謝ったら死ぬと思ってんじゃねえのか、ってな」
ん~。
たしかに、マジで、そう思っているのかもしれない。
謝らない。
謝れない。
謝ったら、負け。
ナニもカも、失う。
そうなったら、もう、全てが、ジ、エンド。終了。
と、信じてやまない政治関係者、政治家、権力者、が、巷で、ソコカシコで、思いっ切り増殖中、か。(つづく)