はしご酒(Aくんのアトリエ) その八百と九十三
「ミズカラ イノチヲタッタ モノガ ワルイ?」
「追い詰められに追い詰められ、悩みに悩み、大人が、子どもが、自ら命を絶った」
んっ!?
「理不尽としか言いようのない、大人の世界の『パワハラ』。子どもの世界なら『イジメ』か」
ん、ん~。
「しかも。大人も子どもも、加害者は、ソレを、パワハラともイジメとも思っていなかったりする」
んん、ん~。
「だから。そうしたパワハラやイジメによってトンでもない悲劇が起こってしまったとしても、そう簡単には反省なんてしない」
んんん、ん~。
「どころか。己に非があるから、己に非があることを認めたから、自ら命を絶ったのだ、みたいなことまで宣い出す、始末」
んんんん、ん~。
「つまり。加害者側からしてみれば、被害者の『一死をもって抗議する』なんて無力だということだ」
酷い、酷すぎる。
そんなコトを認めてしまったら、もう、パワハラもイジメも全て、アリ。自ら命を絶った者が悪いということになる。
「ほら。例のあの自治体のトップのヤラカシなんて、まさにソレだろ。保身しか考えられない権力者が、己を、己だけを、守るために権力をフル稼働して不都合な相手を追い詰める。亡き者にする。もちろん、お得意の、適正、適切、適法に」
最悪だ。
(つづく)