はしご酒(Aくんのアトリエ) その八百と八十八
「ゲンバニ イケヤ~」
現場に行けや~。
ある方の、切なる「叫び」。
そう、現場に行けや~。
太鼓持ちのような側近やら御用学者やらの声に、ばかり、耳を傾けるのではなくて、実際に、あなた自身が現場に行けや~。という、叫びである。もちろん、同感。
こんなデジタル時代に、わざわざ、「昭和」臭漂う「現場主義」を提唱するなんて時代錯誤も甚だしいと揶揄される方もおられるかもしれない。が、こんな、嘘八百やら誹謗中傷三昧やらに長けたネッティ~でデジタリ~なモンスターたちが蔓延る時代だからこそ、是非、己の足で現場に赴いて、己の目を、耳を、カッポジって、シッカリと、見てみろや~、聞いてみろや~。という、彼の叫び、は、充分に的を射ている。
「嘘八百と誹謗中傷に長けたデジタルモンスターたちが闊歩する、こんな、この今、ゆえ、現場主義の重要性が問われているように思えてならないのですが」、と私。
「デジタルモンスター、ね~。たしかに、嘘やらデマやら誹謗中傷やらを自信満々に垂れ流しては悦に入る、デジタルモンスターたち、メチャクチャ増殖中、って、感じではあるよな。ま、承認欲求は満たされるし、場合によってはカネにもなってソッチの方も満たされる、と、なれば、そう簡単にはやめられねえか」、とAくん。
やめられない、だろうな。
「しかも。ソレを、その旨みを、利用して、票に繋げようと画策するトンでもない政治家、政治関係者、まで、出てくる始末。ホント、情けないですよね」
「情けねえよな~。なんだか、『票』の奴隷って感じで」
票の奴隷、か~。
言い得て妙。
たしかに、そんな気がする。
「耳を傾ける、と、媚び諂う、とは、根本的に違うってことを、全くもって理解できない、理解しようともしない、あの人たちだけに、たとえ現場に赴いたとしても、ひょっとしたら、ナニも見えない、聞こえない、かもしれねえぜ」
かもしれない。
彼の切なる叫びも、いつのまにか、人知れず、虚しく、消え去ってしまうのだろうか。(つづく)