はしご酒(Aくんのアトリエ) その八百と七十九
「コウムイン ハ ヘイシ?」
「公務員」
ん?
「上から言われたら臨時自衛官?、イヤなら辞職?、が、閣議決定。って、ナンなんだよ、この国は」、と、呆れ果てまくりつつ、Aくん。
ん、んえ、えっ。
な、なんと・・・。
で、でも。
よくよく考えてみると、もちろんムカつきはするが、いかにもあの人たちが言い出しそうな、ヤラかしそうな、コトではある。
「ま、トップダウン的なそうした傾向は、かなり以前から気持ち悪くなるほど歴然としてあったから」
トップダウン的な、傾向、か~。
「たとえば職員会議」
職員会議?
「僕が早期退職を決意した理由の一つでもあるのだけれど」
おっ、興味津々。
「あまりにもトップダウンな校長に『職員会議軽視!』と訴えた僕に、彼は、『職員会議は会議ではない。あくまでも単なる連絡事項の徹底の場だ』、と」
で、Aくん、プッツンと切れてしまったか。
「ソレでも、皆、文句も言わず、文句も言えず、聞こえないフリさえして、ズルズルと、不本意ながらも、かもしれねえが、受け入れていったわけだからな」
「で、とどのつまりが、公務員は兵士、ですか」、と私。
「ソレが、トップダウンというものだ。そして、ほぼ間違いなく公務員のレベルは劣化していく」
公務員が、劣化、か~。
「純粋に、この国の、この国のピーポーたちの、ためなら、まだしも、ワケのわからない権力者たちのヤラかしの尻拭いの、ために、ナゼ、己の、家族の、子どもたちの、命を、差し出さなければならないのか。ナゼ、相手国の一般ピーポーたちの命を奪う片棒を担がなければならないのか。と、真っ当な思考の持ち主なら、普通、考えるはずですよね。でも、そうはならないと」
「そう。そうはならない。と、少なくとも、僕は、思っている。つまり、ソコにさえナンの疑問も感じない、あるいは、感じたとしてもソレを吐き出すことなく飲み込んでしまうだけ、みたいな、そんな公務員たちまみれになりかねないということだ」
んんんんん~。
つまり、つまりだ。
そうしたトップダウンもまた、つくり上げてしまったのは、モノ言わぬ、追従(ツイジュウ)の、私たちだということか。(つづく)