はしご酒(Aくんのアトリエ) その百と百と百と三十六
「ケンリョクヲ シュウチュウサセル!」
「権力を集中させる!」
ん?
「メディアも含めた反対分子を押さえ付ける!」
んん?
「偏向教育で洗脳!」
んんん?
「武力増強!」
んんんん?
「無慈悲で高圧的な権力の行使!」
んんんんん?
「なんてコトを平気で行ってしまう他国の独裁者を絶対に許さないために」
んんんんんん?
「権力を集中させる!」
んんんんんんん?
「メディアも含めた反対分子を押さえ付ける!」
んんんんんんんん?
「偏向教育で洗脳!」
んんんんんんんんん?
「武力増強!」
んんんんんんんんんん?
「無慈悲で高圧的な権力の行使!」
?、・・・うわっ。
「よくできた小話、ジョークだとは思わないかい」
た、たしかによくできているし、ピリッと風刺も効いている。けれど、あまりにリアルすぎて全くもって笑えない。
こんな国にも、No Rain, No Rainbow!。雨のあとに虹は出てくれるのだろうか。(つづく)