はしご酒(2軒目) その七
「アクション アッテノ リアクション モンダイ」②
私は、そのフットワークの軽さのベクトルが、ある偏った方向だけを向いているような、そんな気がしてならないのである。
あれほどまでに頑(カタク)なで、融通が利かなかったコトであったにもかかわらず、あるアクションが、(レンコンのきんぴらから若ゴボウの炒め煮へのように)いとも簡単に(少なくともそう見える)変更に至らしめる。
当然の如く、たいした議論も検証もなされないまま、変更されていくコトが多いわけだから、ツメもワキもアマアマで、イロイロと問題も不具合も浮上する。
そのようにリスキーな変更であるのに、なぜ、そんな簡単に変更というリアクションを起こすことができるのだろう。実に、心底、謎めいてくる。
「イヤになるほど力のあるヤツラが、弱いトコロを、痛いトコロを突いてくる、そんなイメージなんとちゃうの」、とOくん。
情けない話だが、ソコを突かれてしまうと、リスキーであろうがなかろうが、おもわずリアクションを起こしてしまう、そんな習性が、国やら、地方自治体やら、教育の関連組織やらには、あるような、そんな気がする私なのである。(つづく)