2022-04-01から1ヶ月間の記事一覧

ガッコ ノ センセ ノ オトモダチ vol.870

はしご酒(Aくんのアトリエ) その百と百と百と壱 「キョウフノ ミ」 「恐怖の『み』、ご存知か」、とAくん。 「きょ、恐怖の、み、ですか」、と私。 「そう、み、だ」 み、・・・とは、いったい。 「イヤミ、ソネミ、ネタミ、ウラミ、ツラミ。ソイツたちの尻尾(シッ…

ガッコ ノ センセ ノ オトモダチ vol.869

はしご酒(Aくんのアトリエ) その百と百と百 「ショウシャノ ショウシャニヨル ショウシャノタメノ」 「古(イニシエ)より近代に至るまでにおいて、ひょっとしたら現代においても、マコトしやかに語られていることのそのほとんどは、勝者の勝者による勝者のため…

ガッコ ノ センセ ノ オトモダチ vol.868

はしご酒(Aくんのアトリエ) その百と百と九十九 「アイシュウノ マチナカビジュツカン」 大学に通っていた頃、友人に連れられて、ある美術館を訪れたんだけどさ~、と、遥か遠い昔を懐かしむように語り始めた、Aくん。もちろん、現代のような、事前にチャチ…

ガッコ ノ センセ ノ オトモダチ vol.867

はしご酒(Aくんのアトリエ) その百と百と九十八 「ジッパヒトカラゲ ノ カテゴライズ」 僕たちは、ナンでもカンでも一括(クク)りにカテゴライズしてしまいがち、なんだよな。そして、同時に、「個」を見ることが苦手、な、わけよ、とAくん。 カテゴライズ?、…

ガッコ ノ センセ ノ オトモダチ vol.866

はしご酒(Aくんのアトリエ) その百と百と九十七 「スベテ ジンルイノ セイ?」 プクプクと、プクプクと、ある思いが膨らんでくる。 ひょっとしたら、大地震と、巨大隕石の地球激突と、極悪ウイルスと、という、この星屈指の最強disaster(災害)トリオ以外は、…

ガッコ ノ センセ ノ オトモダチ vol.865

はしご酒(Aくんのアトリエ) その百と百と九十六 「マナビ ト センノウ ト」 僕たちってさ、一人ひとりそれぞれ、自分自身の「ものの考え方」ってのは、間違いなく、自分自身の意思でつくり上げた個別の「ものの考え方」なのであって、いかなるモノにも左右された…

ガッコ ノ センセ ノ オトモダチ vol.864

はしご酒(Aくんのアトリエ) その百と百と九十五 「オウジョウシマッセ~」 「往生際(オウジョウギワ)が悪い。って、ナンだと思う?」 「お、往生際が悪い、ですか」 「そう。往生際が悪い、とは、ナニか」 そんなコト、考えたこともない。どころか、ここ数年、その…

ガッコ ノ センセ ノ オトモダチ vol.863

はしご酒(Aくんのアトリエ) その百と百と九十四 「オビ=ワン・ケノービ ノ コノコトバ」 「 May the force be with you 」 ん?、あっ!、スターウォーズ。 「この、フォースと共にあらんことを、で、有名な『スターウォーズ』だけれど、僕は、むしろ、オビ=ワ…

ガッコ ノ センセ ノ オトモダチ vol.862

はしご酒(Aくんのアトリエ) その百と百と九十三 「チイキノ レキシ ブンカ フウド ソシテ ヒト」 「正真正銘の自然災害、に、よるモノを除けば、この星の悲劇のほとんどは、それぞれの地域の歴史、文化、風土、を、軽んじる者が、ふとした弾みで強烈な権力者に…

ガッコ ノ センセ ノ オトモダチ vol.861

はしご酒(Aくんのアトリエ) その百と百と九十二 「マメニ マメアジノナンバンヅケ」② 「うわっ、完璧ですね」 「だろ~」 ともすれば、食する側を、食する相手を、選びがちな食材であるにもかかわらず、あたかも、向かうところ敵なし、で、あるかのような、そんな…

ガッコ ノ センセ ノ オトモダチ vol.860

はしご酒(Aくんのアトリエ) その百と百と九十一 「マメニ マメアジノナンバンヅケ」① 「あっ!」 Aくんの突然のその声に、口に含んだばかりの淡路島のプチプチが、おもわず一気に飛び出してしまいそうになる。 「な、な、なんなんですか」 「忘れていた~」 「ナニ…

ガッコ ノ センセ ノ オトモダチ vol.859

はしご酒(Aくんのアトリエ) その百と百と九十 「コクエキニミセカケタ ベツモノノカノウセイ」 「ココで、社会派早口言葉を一つ」 自慢の唐突さで、そう口火を切ったAくん。その、社会派早口言葉なるものを、思いの外(ホカ)高速で、一気に披露してくれる。 「コ…

ガッコ ノ センセ ノ オトモダチ vol.858

はしご酒(Aくんのアトリエ) その百と百と八十九 「ヒビタンレンシ イツクルトモワカラヌキカイニ ソナエヨ」 日々鍛練し、いつ来るともわからぬ機会に備えよ。 この言葉、某局の、ある、朝の連続テレビ小説なるものの中で、おそらく、あの、「5万回斬られた男…

ガッコ ノ センセ ノ オトモダチ vol.857

はしご酒(Aくんのアトリエ) その百と百と八十八 「ヨウカイ ノラリンクラリン」 学校の先生をさせてもらっている時にも、時折、感じたことなのだけれど、シモジモである善良な一般ピーポーたちによる指摘やら要望やら糾弾やらを、真っ向からドンと受け止める…